荒井諒「昔話?」
コリブリ「諒さん」
荒井諒「?」
コリブリ「暇なので、昔話をしてください!」
荒井諒「昔話ね~そうだな~じゃぁこれだ」
それは、俺がまだ子供の頃の話
父は、海兵母は、看護兵として戦場に駆り出された。
そんで父は、その時島風の乗組員だったんだ。
1944年11月11日5時25分
父「・・・持って5分」
海兵A「?」
父「このままでは、持って5分だ」
海兵a「何を言っているんだ!?」
父「直ぐにカッターを用意しろ!」
海兵A「何だと!?信じられるか!そんなこと!」
父「このままでは、皆死ぬぞ」
海兵A「何だと!?ふざけるな!」
海兵は、父の胸ぐらを掴み殴りかかった。
父「今ここで俺を殴っても何も変わらないぞ」
海兵A「ッ!クソッ!」バキッ!
父「・・・」
海兵B「おい!浸水し始めてる!速く逃げるぞ!」
海兵A「チッ!クソッ!」ダッ!
父「・・・」
父(このまま島風と共に沈むのも悪くないな・・・妻よそして俺の息子よすまない)
そうして父は、意識を失った。
しばらくして意識が鮮明になる。息苦しくはない。
父「ここは?」
周囲を見渡す。どうやら軍艦のようだ。少なくとも島風ではなさそうだが。
すると声が聞こえる
??「気が付きました?」
父「どこだ?」
??「ここです」
父は、声の方へ意識を向ける。
??「どうも」
父「?女性?」
??「まぁはい」
父「他に乗組員は?島風の乗組員は、救助されたのか!?」
??「・・・申し訳ありません他の方を救助することは・・・通りかかったとき偶然貴方が浮かんでいまして」
父「・・・そうか」
??「突然ですが貴方は、何処へ行きたいですか?」
父「何処へ?どういうことだ?」
??「・・・言い方を変えますね。貴方は、どんな未来を歩みたいですか?」
父「未来?」
??「はい」
父「・・・少々自分勝手かもしれない・・・だが俺は、自分の家族と仲良く平和に暮らしたい・・・内地では、飢えている人がたくさんいる・・・誰も飢えることなく、平和な未来を歩みたい」
??「・・・分かりました!駆逐艦 !未来へ出航開始!」
少しして
父「ここは?」
医者「起きましたか。どういうわけか貴方が謎の座礁艦の艦内にどういうわけか一人で気を失っていてね」
父「!?その艦内に女性は居ませんでしたか?」
医者「女性?居なかったと聞くぞ?」
その後助けてくれた人に聞いたものの、見なかったそうだ。
その謎の生還から数日後父は、元帥に呼ばれた。
父「失礼します」
元帥「来たか」
父「は!」
元帥「そうかしこまらなくても良い」
父「・・・はい」
元帥「何でもあの座礁艦に女性が居たそうだな」
父「はい」
元帥「これは、わしの予想だが艦の精霊ではないだろうか?」
父「精霊・・・ですか?」
元帥「あぁ、わしもそんなことがあってな。艦を大事に思う者に現れるそうじゃ」
父「艦を大事に・・・ですか」
元帥「あぁお主は、島風・・・いやそれ以外の艦も大事にしておった。じゃから島風が最後のお礼として助けてくれたのかもしれないな・・・はなしは、それだけじゃ、もういってよいぞ」
父「失礼します」
ガチャバタン
それから数年後、日本の降伏により戦争は、終結した。両親が泣いた。まだ子どもだった俺には、何故両親が泣いているのか分からなかった。
それから、日本は、急速に回復し、立て直した。
荒井諒「まぁこんな感じかな」
コリブリ「となるとかなり歳いってません?」
荒井諒「まぁそうだな。まぁ死んだからとかなんとかで時の神が若返らせてくれたけど・・・」
コリブリ「そう言えば助けてくれたその精霊て、誰のだったんですかね?」
荒井諒「・・・座礁艦・・・日本・・・」
コリブリ「どうかしました?」
荒井諒「え?あ~」
月風「御飯出来ましたよ~」
荒井諒「と、御飯出来たみたいだな。行くか」
コリブリ「あ~今誤魔化しましたね~!」
う~んあの謎の座礁艦の正体わかる人居るかな?ベネット「本編全部見てる人なら分かりそう」
果たして全部見てる人は、いるのだろうか