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表現は抑えてありますが、少々下品なお話です。
嫌悪感を持たれる方も居られると思います。
申し訳ありません。
高校に入学したばかり、出会ってたった2日で始まった交際。
すぐに別れることになるだろう、恋愛の練習になればいいかな、なんて。
安易に思っていたのはお互いで、正直なところ、結婚なんて考えもしなかった。
交際10年。結婚して5年。
2日間の友達期間。
もしかしたら出会ったあの日、お互い運命の相手だと気付いていたのかも知れない。
その瞬間から二人はあまりにも自然体で、キャラを被るなんて考えたこともなかった。
俺が痔に悩まされるようになったのは、交際4ヶ月の夏。
このことを付き合って間もない彼女と親、どちらに先に報告したかと言えば、俺の場合彼女だった。
一般的に考えれば異常かも知れないが、それからというもの、俺は排便の度にそれを彼女に報告した。
今日のはちょっと硬かったとか、力んだせいで痛かったとか。
そして彼女はそれに応える。
力み過ぎちゃだめよ。軟膏は塗った?と。
そんな少し歪な関係が、俺には心地良かった。