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ログイン~ネーム=「グレン」

「さあ…それでは今日の活動を始めよう!」

皆にVR機器とソフトがいきわたったところで会長が始まりを継げる。

「まずは、このonly gift onlineがどんなゲームなのか…そこから説明する必要があるな!

このゲームは最新技術を利用した体感型オンラインゲームで、キャラクリエイト後に選択できる『GIFTギフト』というキャラのレベルに合わせて成長する装備品や使い魔とともに広大なフィールド内に存在する国や村を巡り冒険するファンタジー…といえば分かってもらえるか?」

うんうんと全員が頷くのを見て…

「じゃあさっそくキャラクリエイトと行こうか!」

「楽しくなってきたぜ絵!」

隼人が待ちきれないという様子でそわそわしている。

「っと…その前に…どうせ俺たちでPT組むんだからある程度の近・中・長距離の内訳ぐらいやっておこうか!

このonly gift online略してOGOはキャラのジョブも存在してるからなあ!」

話し合いの結果…

力と俺が近距離…

洸と会長が中距離…

由馬と隼人が長距離ジョブと決まった。

「んじゃああとは…各々の好きなように作ってくれ!

アバターの作成は時間がかかるから今日は家に帰って各人で始めてもらっていい!

それじゃあ今日の現脳研…解散!!

またVR空間(向こう)で集合だ!!」

朝から集合していた現脳研メンバーたちはばらばらと帰宅していった。

「俺も帰るかあ!」

目の前に広げた荷物を固唾け…俺も急ぎ足で現脳研部室を後にした。

(あれ?そういえばいつのまにか恭さんいなくなってる?

俺たちがじゃんけんとかしてる間に帰っちゃったのかもな?)

--------

ところ変わって俺の家…

大学からは一つ県隣の実家に帰ってきた俺は、コンビニ弁当をかきこんでさっそくOGOのキャラクター作成を始めた。

「ほお…アバターはこのカメラで撮った自分の写真から作成もできるのか…

ま、どうせやるならかこいいのにしたいしな…

時間はかかるだろうけど位置から作成していくか!」

ぱらぱらと取り説を流し読みしながら設定していく。

「んっと…これでOK!

あとは、ログインしてからやるみたいだな!」

早速ドリーマーを装着しベッドに横になる。

本体側面のスイッチを押し込むとしばらくカチカチとなにか音がしていたがしだいと俺の意識は暗闇へと落ちていった。

--------

次に俺が目を覚ましたとき…

そこはどこまでも続く草原だった。

「ようこそonly gift onlineの世界へ!

月ヶ瀬神矢様」

目覚めてすぐ、脳内に声が響いていた。

「お?!もうここがOGOゲームの中なのか?

すごいな!この吹き付ける風も草の匂いも…これが現実じゃないなんて嘘みたいだ!」

「早速キャラクタークリエイトに移らせていただきます。」

またさっきの声がする…

これはどうやらシステムアナウンスのようだ

さっきの声の直後に半透明のホログラムでウィンドウが目の前に展開した

「まず初めに、あなたのキャラ名を決めてください。

すでに使用されている名前は使うことができません。」

「さて!キャラ名ね!ぜんぜん考えてなかった…!

そうだな!アバターがあれだから…

よしっ!『グレン』っと!」

しばらく悩んだが、無事他の人と被っている事もなく「グレン」に決定した。


アバターは集合してからの公開です

まあ一ついえるのは…彼らは皆個性的ってことくらいですかね?(笑)

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