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プロローグその2~良いニュースにする?悪いニュースにする?そ…れ…と…も?~

~~~数時間前~~~

「よう神矢!お前今日は遅かったなあ?ブービー賞だぜ!」

「いやあ、通勤ラッシュに引っかかっちゃって、今日に限って車だったから、まいったまいった。

て… ブービーってことは会長まだなのか?」

「現脳研」の扉を開き、部室に入室した神矢を出迎えたのは、会長と自分以外の「現脳研」メンバーだった。

「だな! 今日はどこでなにしてんだか。」

「がはは…また面白いゲームでも探してるんじゃないか?」

「えええ!ゲームかよ… 俺あ漫画読みてえぜ!」

「俺…深夜アニメの…続き…気に…なる」

各々が自分勝手に思い思いのことを言っている。

そんな時だった。

いつも平和なこの部室に、爆音のような音をたてて、扉をぶち開け、事件?イベント?が飛び込んできた。

「ど…どうしたよ?会長?!」

そう、たった今爆音を引き連れて、部室に。入ってきた人物こそ、このサークル「現脳研」初代会長その人である。

「はあ、はあ、はあ。」

息も絶え絶えで言葉も出ない様子の会長に落ち着けとジェスチャーを送って一旦落ち着かせる。

「なにがあったんだ?!」

「お前ら!」

「…」

会長の真剣な顔につばを飲む一同。

「いいニュースと悪いニュースがある。どっちから聞きたい?」

「こ…こういうときは、だいたいいい方からってのが普通だよな?」

「ん…そ…そうだな。じゃあ会長!その、いいニュースってのからで…。」

「そうか!いいニュースからか!」

いいニュースといっておきながら会長の顔は優れない。

それほどに、悪いニュースとやらが、よっぽどなのだろうか?

「VRゲーム機と、VRMMOのソフトを手に入れた。」

『え……!えええええええええ!!!』

『ま…ま…ま…ま…まじかよ…おい!』

会長の口から飛び出した言葉に驚く一同

「ははは、まじだ!どうだ?俺もたまには会長らしいことするだろ?」

誇らしげに胸を張る会長こと大谷竜牙オオタニリュウガ2年生

「ちなみ…に…ソフトは……何?」

言葉少なに竜牙へたずねるのは黒髪を目が隠れるほど伸ばした小柄な青年橘洸タチバナコウ2年

「がはは!もちろん格ゲーだな?!格ゲーだろう?!」

豪快な笑い方にでかい体とでかい声で「格ゲー」を連呼するのは十文字力ジュウモンジリキこちらも同じく2年生

「俺ぁなんでもいいがよ…まあ、楽しければな」

無関心な言葉とは裏腹にこの部室で一番興奮しているように見えるこの男は交坂隼人こうさかはやとお分かりかも知れないが彼も2年生である。

「うぉおおおお…いよいよか!来たんだな俺の時代がっ!!」

煩く叫んでいるのが笹原由馬ササハラユウマもちろん彼も2年生。

そして…

「えっ?VR?それってあのVRだよな?聞き間違いとかじゃ……なさそうだしな!まじかよ!まじでVRが?!」

呆然とした様子でつぶやいているのが俺こと月ヶ瀬神矢… いうまでもなく2年生である。

『うぉおおおお!!』

会長以外の皆が嬌声をあげるなか等の会長はまたもや浮かない顔をしていた。

「まあ、まあ…うれしいのはよく分かる。だが一旦落ち着こうや。

俺が言った事覚えてるか?

いいニュウースと悪いニュースがあるって言ったろ?」

その言葉を切欠に静まる室内

皆が継ぎの会長の言葉を待っているようだ。

そして…

その口から飛び出した言葉は…


かなり無理やり感がありますが主人公たちの名前を紹介してみました。

今後感じを含めて変わる可能性はありますが、いまのところは一応この名前で…

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