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3 私から見た鬼屋敷海斗(倭姫宮和歌視点)
入学式前
明日は入学式か…
鬼の本家の書庫の窓を開け、夜風を浴びていた。
部屋に戻ろうと思い、書庫を出た。
すると、本が落ちていることに気が付いた。
その本を開くと千年ほど前に書かれた書物だった。
その本を声に出して読み上げる。
「…一人の鬼により、鬼一族は絶滅寸前まで追いやられた。
その鬼の名は――へ?」
その名前は血で隠されていた…?
どうして…?
その理由を考えていると、同年代くらいの女の子の声が聞こえた。
「お帰りく…」
「待って!」
「………………なんでしょう。」
「この本の続きを見るにはどうすれば…⁉」
「………………権力。」
その瞬間、地面に穴が開いて下に落とされた。
読んでくれてありがとうございます。