第161話
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AI生成で「ジャコウ」を描いてみました
「≪物品引き寄せ≫!」
バイクを引き寄せの魔法で引っ張り、精霊武具をセットして始動。
リッシュさんは魔法が使えないのでバイクまで走って取りに行ってたが、近くに放置してたのかすぐに乗り込んで始動。
アキヒト君も呼び寄せ系の魔法でバイクを呼び寄せて始動し、私達はエルフの里の結界へと向かう
エルフの里近くではバリケードらしき障壁が点在しており、既にエルフ達も結界の中に退却したらしい
「おーい!」
ふと声をかけられたので見上げると木の上に偽装された物見小屋らしき建物からエルフの男性が顔を出していた
「このまま進め!その先突き当りの大木を左に曲がれば安全だ!」
「誘導ありがとうございます!」
既にカイさんから私達の事を知らされているため、エルフの誘導でスムーズに森を抜けられた
森に入り少し進むと、カイさんの拠点防護結界を通り抜けた感覚。
ここはもうエルフ達の領域か
その直後、轟音が響き木々が騒めく音と共に衝撃波が結界を叩く
「うへぇ・・・アレ外に居たら危なかったヤツですよ」
「・・・マーシャは?」
「ここにいるわよ」
リッシュさんの呼びかけに、マーシャさんがバイクに乗った状態で姿を現した。
どうやら隠密スキルで不可視化状態になってたらしい
「ま、また偽物じゃーないっすよね?」
「偽物?・・・誰か化けてたワケ?」
「えぇ。聖域のバンネンと名乗ってた人形師です」
「ふぅん。で、私が偽物って思うなら、どうやって証明するの?」
「・・・精霊武具で十分じゃないですかね?」
私がそういうと、マーシャさんは腰から精霊武具のダガーを引き抜いて武具精霊を実体化させた
「・・・コレで満足?」
「えぇ。見た目は真似られても、武具精霊までコピーは無理でしょう」
さて、そんな小事を挟んで私達はエルフの里に到着した
エルフの里は一見すると森の木々と一体化したような住居が並ぶ神秘的な場所だった。
木の根元にドアが取り付けられており、そこが家や商店になっているらしい。
道路には等間隔に街灯らしき物が立っており、どうやら魔法の1種で灯りを灯すらしい。
そして、里の中心部には立派な大樹。そしてその根元が里長の家となっていた
里長の家の前ではカイさんが数名のエルフ達と会話していたようで、私達に気づくと、笑顔でこちらに駆け寄ってきた
「皆さん。お疲れさまでした・・・おかげで何とか撃退できたようです」
「まさか≪隕石衝突≫使ってくるとは思わなかったわよ。ギリギリで結界に滑り込んだけど」
「御客人」
声をかけられてそちらに注目すると、実戦的な魔法使い用の杖を持った長く整えられた白いひげが特徴の貫禄のある老齢のエルフがこちらにゆっくり歩いてきた
「里長のサラファノ様です。
里長、紹介します。彼らが今回助けてくれたゲイリーウッズ村の人たちです」
カイさんが紹介してくれたので私は会釈する
「里長のサラファノだ。君たちの援軍に感謝する。
一騎当千の働きに感謝と僅かながらで心苦しいが報酬を用意した。受け取ってほしい」
サラファノさんは挨拶もそこそこに、奥へと呼びかけると若いエルフ達が宝石らしき物を並べた布張りのケースを持って来た
・・・ただの宝石じゃないなコレ。魔法使い系クラスの知覚ではどれもこれも魔法の気配を感じる
「さて、誤解が無いように説明しておこう。コレは我々エルフが神代から継承し続けてきた『魔法刻印』という技術で作られた『魔封宝石』・・・君たちで言う所の『何度でも使えるマジックスクロール』と言えば理解できるかな?」
そういうのを作れるのか。こっちの世界じゃスクロールは低級な物でもかなりの値段がするが、材料を自作できているので何とか他所より安く生産出来ていたが・・・コレが何度でも使えると聞けば色々と利用価値が高い。
特にリッシュさんやマーシャさんは魔法が使えない純粋な物理系クラスだから、魔法はスクロールや魔法の品に頼る必要がある。
例え低級の魔法でも使えるとなれば、その有用性はかなり高い。
「コレが≪低位傷病治癒≫。コレは≪浄水≫。君たちにとっては低級だろうが、盾の魔法や物探しの魔法も用意している。
好きな魔法を選んでくれ」
「・・・鑑定魔法を使っても?」
「構わないとも」
サラファノさんから許可を得たので、テーブルと椅子のある場所に案内してもらい、そこでそれぞれの『魔封宝石』に宿っている魔法を≪魔法看破≫で調べる。
・・・大体は森神官系か妖精使い系だな。
ざっと見た感じだと、自然系の魔法が多いな・・・純粋な魔力系である魔術師や呪詛系を得意とする魔女系の魔法はかなり少ないな・・・元素系はあるから、単純な適性の問題かな?
マーシャさんも≪宝物鑑定≫のようなスキルを使ってどんな効果か大雑把に理解できてるようで、≪疲労回復≫と≪苦痛軽減≫の宝石を選んだ。
どちらも森神官や僧侶が使える魔法で、≪疲労回復≫はMPを消費してスタミナを回復させる魔法。≪苦痛軽減≫は痛みによる”怯み”や”行動阻害”効果を一定時間軽減する魔法。前衛で戦うならこれ以上ない選び方したな。
リッシュさんは回復魔法である≪低位傷病治癒≫と初歩的な対物理用の防御魔法である≪低位盾≫を選んだ。
私はどれを選んでもあんまり旨味と言うかどれも大体似たような魔法を使えるので、お土産と考えて装備やアイテムの耐久値を回復させる≪物体修復≫と情報系魔法で得られる情報を若干強化する≪噂好き≫を貰うことにした。
アキヒト君はかなり長時間悩んだ後、転落死や落下ダメージを無効化する≪遅延着陸≫と敏捷能力を強化する≪敏捷強化≫を選んだ
「さて、今夜は宴だ。我々の命の恩人に感謝と敬意をこめて歓待しよう」
サラファノさんの言葉と共に、エルフの里での宴が始まった
≪隕石衝突≫
種別:範囲攻撃魔法
制限:元素使いLv15以上
属性:地
射程距離:最低1000m以上
形状:墜落
隕石を召喚し大気圏から指定した場所に落とす超広範囲攻撃魔法。
術者の実力次第で射程距離と攻撃規模、影響範囲、威力が決定され、大多数の敵に対して壊滅的打撃を与えられる。
ただしこの魔法はただ隕石を落とすだけで対象を細かく指定できる魔法ではないため、自爆リスクを回避するためには近距離では使用できず、発動には最低5分ほどの詠唱時間が必要となるため、対象地域から離れた超遠隔でなければ使用できない。
エルフ達は十数名の魔法使いが集まって50分の演算と儀式によって発動できた。




