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第12話 不審エルマータル

 泉を見つけたことで念願の水浴びである!シャルーサが無邪気に水を浴びる姿をお兄ちゃんは、見守るだけだ。性的な目で見ているのでは、ないあくまでお兄ちゃんとしてみているのだよムフフフ。

シャルーサも喜んでくれてよかった、やっと息抜きと言ったところだろう。

まぁ俺が何をした訳でもないのだが。

それからは、魔法を駆使して小さな古屋を建てた。まぁ色々と苦労したが何とか形になった。

前世が工業系でよかったと思う、なんせ何となくではあるが図面を描いてみたり、アレやこれやと組んでみたりと楽しく取り組めた。

お兄ちゃんは、やっと役に立てて嬉しいぞ妹よ!

森での生活は、厳しく楽しい事ばかりだった。

ただ、前と違うのはシャルーサのパンツを洗わなくてよくなったことだ、一度へし折られた彼女の心は、彼女自身が研ぎ上げ治そうとしている。

そんな彼女をただ見守る生活も悪くはないだろう。

 あれから何年経っただろうか、これが親の気持ちなのだろうか。幼かったはずのシャルーサも17歳になる。

ので、あの事件から7年経つのだ、早いものだ。

この7年間森にずっと引き篭もりをしていたわけでは、ないが大半の時間を森で過ごした。

魔術や狩りなども中々に成長したとも思う。彼女の成長=俺の成長でもある、戦闘面では少しは動けるようになった。長いこと森で暮らしていたこともあり、聴覚や視覚が研ぎ澄まされた気がする。

この世界の四季は、基本的に前世と変わらない。

春夏秋冬といった具合、日本人に生まれて良かった点だ、季節に敏感なので色々と風情を楽しむことが出来るのだ。

今は、時期的に秋ぐらいなのだが、どうも森が騒がしい。

鳥が珍しく奥へ奥へ飛んでくるのだ、俺たちのいる泉の側は、大きな動物がいるので小動物は、あまり寄りつかないが今日は、違う。

何か変な気がするのだ、シャルーサも気づいているだろう。まぁ俺は、シャルーサの中から見ているだけなのだが、いざと言う時は、、、、。

その時シャルーサが動いた、索敵と言うやつだろうか器用に木の上から上へ飛び乗り鳥達とは、反対の方向へ慎重に進んでゆく。

シャルーサが道中見たものは、黒いヤギだ。

黒いヤギが森の木々を傷つけて魔物、動物問わずに殺し回っている。

その時黒いヤギの1匹と目があった。

瞬間、背後から物凄い力でどつかれたのだ、下にいたはずの黒ヤギは、木の上にいるはずのシャルーサの背後に回っていたのだ。

不意を突かれたとは、いえ然程のダメージではない。

空中で体制を整えて、地面へと降り立つ。

円を囲むように黒いヤギ達がシャルーサを囲む。

目線の先には、クネクネと癖のある髪質の長髪の男が立っていた。

長髪の男「お初にお目にかかる、吾輩は、キャリオス教会の裁定人兼執行人の不審エルマタールである。小汚い魔女の小娘を裁くためにやってきた。」

キャリオス教会、、確かこの世界で派閥をきかせている宗教の名前だ。第一印象第二印象ともに禍々しい男だ。

どこが教会の人間なのか、黒いヤギとか悪魔側だろ。

こいつは、やばそうだ。

ホロル「シャルーサ、少し変わってくれるかい?」

シャルーサ「、、、わかったお兄ちゃん」

裁定人とやらに問いてやろう、、、、。

ホロル「エルマタールとか言ったか?何故、悪と決めつける?俺たちは何もやっちゃいない。」

エルマタール「ほう、口調が変わったな。ますます魔女らしい、、、。まぁ良い答えてやろう、民衆が教徒がお前を悪と言ったからだ。少数の声よりも多数の意思を、不審にいたる人間は全て等しく悪だ。潔白だろうと関係ない。

それ故に不審エルマタール。さぁ、、惨たらしく死んでくれるかな?」


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