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不幸続きで転生5回目、今回こそ生き延びてやる  作者: ubn
第2章 建国編[内戦の行方]
48/110

45・時間稼ぎ

 ラスト、4本目っす







 明日から新連載を開始します。

 この(転生5回目)とリンクする物語ですので、読んでみてください。

 最初はこの作品と同時にスタートしようと考えていた作品ですが、リンクするタイミングを考えて、明日からのスタートになりました。

 各々が独立して自己完結する作品にしていきます。


 この(転生5回目)同様、よろしくお願いします。

「僕だよ。僕だもん」


「何言ってるでやんすか。あっしでやんす」


「二頭ともやめなよ〜」



 なんだか耳元で五月蝿いな〜。



「絶対に僕だもん!」


「あっしに決まってるでやんす」


「やめなってば〜」



 あ〜もう五月蝿い!なんなんだよ!


「ふわあぁ〜ぁ」


 俺は眠い目を擦る。

 まだ頭がガンガンする。そういや《根性》使って倒れたんだっけ。


「ナス兄ちゃんおきた!」


「先輩。起きたっすか!」


「ナスカお兄ちゃん助けて〜」


 なんなんだ一体?こいつら揉めてんのか?


「おはようですわ。ナスカ」

「お身体の具合はどうかしら?」


「おはようございます、ミドリさん」

「ミドリさんはなんか幸せそうですね」


 目の前にはモフモフに囲まれて楽しそうなミドリがいる。


「人を阿保見たいに言わないでくださる」

「これでも心配していましたのよ」


「それはどうも。で、ここは?」


「村役場ですわ。臨時の救護所として使用してますの」


 よく見ればミドリの右腕には包帯が巻かれている。

 ポンキチはミイラみたいにぐるぐる巻きだ。


「んで、ラスリルは何を助けて欲しいんだ?」


「ポンキチくんとルルくんが、どっちがナスカお兄ちゃんの一番弟子かで揉めてるの」


 アホか!


「僕だよね!」


「いや、あっしでやんすよね!」


「二人共、破門!」


「そんな〜」


 まだ本調子じゃないんだから勘弁してくれよ。



「あっ、ナスカくん起きてる!」

「マリちゃ〜ん。ナスカくん起きてるよ〜!」


「やっと起きたのか。我が来て早々に倒れおって、失礼な奴なのだ」


 みんな声でけえなぁ。



「大丈夫、ナスカ!」


「頭はまだ痛いけど、体の痛みは大分引いたみたいだ」

「ところでマリ姉、俺ってどれくらい寝てたの?」


「3日よ」


「3日?そんなに!」


 マリ姉は、この3日間の事を事細かく話してくれた。

 獣の村が帝国兵に狙われた事には驚いたし頭にきた。だけど、今は大きな戦いは起こっていないらしい。

 とりあえずだけど一安心だ。


『ナビさん、母さんと熊のお袋さんの具合は?』


『お二人とも、弱ってはいますが大丈夫です』

『傷は治癒魔法で既に完治しています』

『四肢の欠損はどうにもなりませんが』


『キュービ兄とキヒ姉は?』


『ご兄弟の方が元気です』

『すぐに意識を失ったのが、返って良かったのでしょう』

『既に回復していて、今は集会場の方で魔獣達の看病に戻っています』


 こっちも一安心って事か。

 しかし、帝国兵か!どうしてくれるかな!

 俺達に手を出して、タダで済むと思うなよ!



「すまなかったな、ナスカ」


「なんだよ。らしくないなグライス」


「私が村を離れてしまったのが原因だからな」


「その事については我にも責任はある」

「ごめんなさいなのだ」


「二人とも、各々に出来る事をやっただけだろ」

「二人のせいじゃないよ」


「それはそれとして、ナスカ」

「マリが怪我をしたら許さないと言った筈だが」


 グライスの目が血走る。


「お前、今それを言うかな」


「何、何?なんの話しなの?」


「いや、マリさんには、その・・・」


 言葉に詰まってやがる。ザマアミロ、グライス。


「まあ、今回は許してやるが、気をつけろよナスカ」


「へいへい」



 グライスの事は置いといて、一度頭を整理しよう。


 先ずはここの戦場を安定させる必要があるな。このままじゃファスルトの村も森も安全とは言えない。

 今の状態じゃ俺達はここを動けないし、動けなければ何も出来ない。


「村長、頼みがあるんだけど」


「なんだ、ナスカ?」


「前線をもう少し北に移動したい、出来れば3キロ北へ」

「そこに仮設の砦を築いて兵を入れれば、直接この村や森が攻撃される心配はなくなるから」

「このままじゃ、俺達もここに釘付けで、どこにも動けない」


「異存はない。で、頼みとは?」


「人を集めてもらいたい。ドワーフにも手伝ってもらって、出来るだけ早く砦を築きたいから」


「了解した。兵は?」


「それはこっちでやるよ」

「グライスもいるし、ベストに近いメンバーが揃ってるしね」


「我が行って潰してきた方が早いのだ」


「今、あれを全滅させちゃうと、次に何が来るかわかんないんだよ」

「内戦で戦場が多方面に及んでいるし、今はとりあえずの安全を確保して時間を稼ぎたいんだ」

「俺達も今は病獣や怪我獣ばかりだろ、自由に動く為にも心配事を減らしたいんだ」


 全てはそれからだ。


「面倒なのだな。まあ考えるのはナスカに任せるのだ」

「だが、我もこのままでは気が収まらないのだ」


「それは俺も同じだよ」

「体制が整ったらタツキにも暴れてもらう」

「もちろん俺も暴れさせてもらうよ」


「俺達に手を出した事を後悔させてやる!!!」


 1日4回投稿終了!



 もう少しほのぼの路線でいきたかったけど、戦争中なんで、そこまでほのぼのとはいきませんでしたね。


 次回はもう少しルル、ポンキチ、ラスリルに頑張ってもらいたいですが、他の話しもあるし厳しいかな?



 明日から連載開始の[能力はチートだけど・・・]もよろしくお願いします。




 ナスカです。

 主人公ですが、意外と活躍が少ないです。

 そんな俺の今後が楽しみ。

 期待してるという方はポイント評価をお願いしたいです。

 俺も頑張っていきますんでよろしく。

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