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不幸続きで転生5回目、今回こそ生き延びてやる  作者: ubn
第2章 建国編[ファスルト争乱]
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43・新たな危機

 2本目!





 タツキが来た!


 タツキはその圧倒的な力で、敵を一瞬のうちにねじ伏せてしまった。

「ナスカはまだ寝てるのか、軟弱な奴なのだ」


「いやいや、ナスカも頑張ったんだから寝かせてあげてよ」


 魔物の襲撃から、1日が過ぎた。いやもうお昼過ぎだから1日半かな。


 アクラさんはあれからずっと拗ねている。

 ナビから無視されたとか言ってるけど、いい加減に機嫌直して欲しいな。


『ゴブーク、ホワイトファング・イエティー・ミノタウルスの様子はどう?』


『復旧の手伝いを進んでやってくれているでござる』

『はじめは、人間に利用された事を怒っているようでござってな、しきりと攻め込みたがっていたが、今は落ち着いているでござるよ』


 襲ってきた知恵ある魔物たちは、森の方へ行ってもらった。

 彼らが村にいては村民が落ち着かない。



『アクラさん、王国全体の戦況ってどうなってるの?』


『知らないわよ!』

『ドルべ侯爵の旧領をマルサン公爵とヌドゥリウル侯爵が攻めてるみたいで、そこにアレティーもいるみたいだけど、ナビの奴がアレティーの回線を秘匿してるのよ』

『きぃぃ〜』


 これは駄目ね。

 ナビは私の呼びかけにも応じないし・・・。

 ナスカが起きたら説得してもらうか。



「ボット隊長。歩兵隊も全員到着しました」


「ご苦労。直ぐに村の復興に当たってくれ」


「了解しました」



「ボットさん。戦況はどうなってますか?」


「ドルべ侯爵旧領では、第1騎士隊を領主自ら率いて布陣しておられますが、まだ戦端は開かれておらず、にらみ合いが続いているとの事です」


「実際に戦ったのはまだここだけってことね」



「タツキはこっちに来る時に、ドワーフの集落には、グライスを代わりに行かせたんでしよ」

「グライスはいつ頃こっちに来れるって?」


「明後日じゃないかな、ドワーフ達を連れてるから遅いみたいなのだ」



 ファスルトの村と森は、魔物の襲撃でかなりの被害を受けている。

 ドワーフ達がその復興の手助けをしてくれると言ってくれたので、グライスが一部のドワーフを連れて来る事になっている。



 ドワーフの集落は、私達の獣の村に居を移すことになった。

 ドワーフ達の元居た街には、帝国に反対するドワーフがまだまだいるらしい。

 その者達にも移住を呼びかけると集落に残っているドワーフが、今も動いている。



「ドワーフの集落にはキラミが向かってるのよね」


「うむ。グリンリルの許可が出たと言っておったのだ」


「獣の村から殆どが出払ったかたちになっちゃうけど、大丈夫かな?」


「大丈夫ではないか。エクスは動けるしの」

「いざとなったら、我が飛んでいくのだ」


 そうだな。タツキなら直ぐに行ける。

 速過ぎるぐらいだからね。



「マリちゃん。オーリンくんのところ見てきたけど、本当に手は足りてるみたいだったよ」


 メソちゃんが村長室に入ってきた。

 メソちゃんには、思念通話では本当の事を言わずに無理をする事の多い、オーリンのところに確認に行ってもらっていた。


 今更になるかも知れないけど、ここは村長室だ。

 今後についての話し合いを行っている。


 メンバーは、私・タツキ・村長・ボット隊長と、今、帰ってきたメソちゃんだ。


 アンタン子爵は出陣した領主様に代わって、領都の指揮を取る為にセコードに戻った。



「メソちゃん、本当に目は大丈夫なの?」


「大丈夫だよ。全然痛くないもん」


 メソちゃんの瞳の色が違っている。


 前は金茶系の色で、狐になると色の濃さは変わったが、系統はそのままだった。


 今のメソちゃんの瞳の色は、赤に近いピンク色だ。



『メソ、進化したわね』


『進化って、アクラさん?』


『メソの魔物の部分が進化したのよ』

『鑑定してみたらメソの種族が、霊魔人ピンクテイルズスライムベスになってるわ』


 メソちゃん、ただでさえ唯一の種族なのに進化って。

 ベスが付いて、種族名が益々長くなってるし。



「目を覚ましたらナスカにもお願いするが、マリもメソも、もう少しの間、この村に滞在していて貰いたい」

「タツキ様もお願いします」


「私達もそのつもりです」

「敵も下がっただけで撤退はしていませんし、状況が落ち着くまでは村長を手伝いたいと思います」


「そうしてくれると助かる」




「・・・・・・」


「どうかした、タツキ?」


「待て、・・・・・・獣の村が襲われてる」


「何ですって!」


「・・・すまん、マリ、メソ」

「タマモとウトロが怪我を負った。深い怪我だ」

「ここからでは間に合わん」


「「お母さん!」」









「ごめんなさいね、タマモさん。間に合わなくて」


 タマモが狐姿で立っている。


 だがその四肢は揃っていない。

 左の前脚が欠損してしまっていた。


 怪我が酷い、熱も抜けていない、いや、怪我の所為でその熱は、高熱に戻ってしまっていた。


 それでもタマモは立ち上がって、相手を睨み付けていた。



 そんなタマモを守る様に立ちはだかる一つの影がある。


 両腕を広げて、仁王立ちの巨大な熊の影。


 だがその熊の影の右腕も既に欠損してしまっていた。


 2本目終了。




 ちょっと一服。


 と思ったらまた事件が起きてしまいました。


 主人公はいつも通りの蚊帳の外です。





 ポイント欲しいっす。


 無理にとは言わないっすが、面白いと思ってくれた人には、ポイント入れて欲しいんす。


 読んでくれている人は、順調に増えているみたいっす。


 でもポイントは増えていかないっす。


 面白いと思った人だけでいいっす。


 次も読みたいと思った人だけでいいんす。


 そういう人はポイント入れて下さいっすよ!

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