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遊園地 中。

『祥子さん、もぅ平気?』


フラフラしてたので、ちょっと休憩してもらってます。


それで、ゎたしが乗れるのはメリーゴーランドと観覧車だけだってちゃんと言ったんです。


そしたら、シュン君

『無理させちゃってごめんね。』だって。


こんな自分に嫌気がします。見栄張って、迷惑かけて。


でも、シュン君って誰にもこんなに優しいのかな?


でもでも、きっと、シュン君を振り向かせるのはゎたしなんだから。

…えへへー…らぶらぶ……ちゅ。


ぬぁー。ぅにゃー。ぁうぁー。



はッ。祥子は我に返った。


へこたれてなんかいられない。


ぅんぅん、丈夫だなぁ、ゎたし。


ぇ、優しいシュン君にもっと感謝しろって?


してますともー。


『ぅん、もぅ平気だょ。ぁりがとね。』


『そろそろお昼だね。何かリクエストあるかな?』


ぅーん、ゎたし好きなものってないんですょね。嫌いなものもなぃですし。

『シュン君に任せるょ。』

『ぇっと、じゃあ祥子さんが好きなものにしようか。なにが好き?』


『シュン君のことが好きなの。』なんてね。


ぅー、気持ちは嬉しいけど。困った。『なぃ』って答えにくいし。


『オムライスが好きなの。』


今日からゎたしの好物はオムライスになったようです。

嘘も方便。


『分かった。じゃ、あそこの店に行こう。』


この店で食べたオムライスは今まで食べたどんなオムライスより美味しかったです。


それって、もともとこのぉ店のが美味しかったから?

それとも、シュン君と一緒だから?

両方だょね、たぶん。


隠し味『シュン君』なんちって。


ぇ、食べるな危険なの?そんなことないもん。


『午後からはメリーゴーランドに乗りに行こうか。』


『ぅ、ぅん。でも、全部合わせてもらってごめんね。』


『そんなことは気にしないで。せっかくだから楽しも?僕は結構楽しんでるよ。』


そうだ。楽しまなくっちゃ。


『そ、そぅだね。もぅ、めいっぱい楽しんでやるんだから。シュン君覚悟なさぃよ。』

ヤケくそ。頑張る。


『ふふ、祥子さんはそうじゃなきゃね。』

ぇ、誉められたのかな?


てかゎたしっていつもそんななの?



メリーゴーランドはガラガラでした。まぁ、みんな恥ずかしくて、なかなか乗んないですょね。


馬車型のメリーゴーランドにシュン君と二人で乗り込みました。


『まもなく、動き始めます。立ち上がらないようにお願い致します。』


『きゃー。楽しー。』

シュン君も楽しそうです。


ぅん?見間違えじゃないかって?


いぃじゃん。人生楽しまなきゃ、損だょ?


『シュン君、メリーゴーランドもう一回乗ろー?』


『…ぅーん。まぁ、祥子さんが楽しいならいいかな?』


この後、メリーゴーランドには4回も乗りました。


流石のシュン君も最後には疲れてましたね。

ゎたしワガママでごめんね、シュン君。


次週、観覧車で二人。

ゎたしちょっとだけ勇気を振り絞ってみます。

お楽しみ頂けてますでしょうか?誤字脱字も多数あると思いますが、ご勘弁を。

次回で遊園地は終わりです。多分。

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