起承転『結』。
『??シュン君、なにもなぃんだけど。』
そぅ、そこにはなにもなかったんです。
『ちょっと待って、すぐつけるから。そこに横になって。』
『ぅ、うん。』
なんだろ?
まぁ、天井がドーム型になってたら想像はつきますょね。
「カチッ」
そしたら、部屋一面に星々が。
これ、一般家庭の域を抜き出てる。
なんて綺麗なんだろ。
『きれぃ。』
シュン君も隣に座ります。
人間、凄まじいものを見ると言葉になんないもんなんですね。
どぅやら、シュン君が見せたかったのはプラネタリウムだったみたぃ。
ゆっくり、ゆっくり、動きます。
静寂の時。
この部屋にあるのは、ゎたしとシュン君の鼓動だけ。
「トクン、トクン」
そしてゎたし達の体は宇宙へと溶けこみます。
溶けこみます。
溶けこみ……
ぁれ?
ん?
ゎたしはなにを?
『おはよう、祥子さん。少し疲れてたのかな?』
な、な、シュン君の前で寝てしまったー。
しかも、大切な時に。
『ぁの、その、…はぃ。』
恥ずかしぃ。
でも寝てたのは数分だったようです。
なぜって?
勘。
沈黙の二人。
『僕さ、小さい頃からの夢があるんだけど。聞いてくれる?』
『…ぅん。』
シュン君はゎたしの隣に仰向けになりました。
今までで一番近くのシュン君。
手を伸ばせば届くかもね。
でも、失うのが怖いから伸ばせなぃ。
『父を超える学者になること。』
『シュン君ならきっと平気だょ。ゎたしが保証する。』
保証してぃいのかな?
でもこの部屋にぃるとそんな小さい事はどーでもよく思えちゃうから不思議。
『ありがと、祥子さん。それとね……』
『それと?』
『このプラネタリウムを好きな人と一緒に見ること。』
ぇ?
それって、な?
ん?ぇ?
『好きだよ、祥子さん。もし、こんな僕で良かったら付き合ってくれませんか?』
これってゎたしの妄想じゃないょね?
シュン君から告白されたょね?
『あの?祥子さん?』
『好き好き大好きーー。』
シュン君に抱きついちゃったょー。
くにゃー。
ふにゃーー。
ぅにゃーーー。
『僕も大好きだよ。これからもよろしくね。でも祥子さん、寝言には気を付けてね?』
『ふぇッ?ゎたしなんか言ってました?』
『ふふッ、なんて言ったんだろうね?』
シュン君は意外と意地悪です。
……ちゅ。
『おしまい。』
って寝言のこと聞かないと。
もぅ少し続きます。
とりあえず本編は終わりです。読んで頂き誠にありがとうございました。
+αをご用意させて頂きました。
お楽しみ下さいませ。
なんてね。