ねぎねぎ戦隊カモンジャー。
「ピンポーン」
今日はシュン君家でオムライスを作ります。
もちろんゆぅは誘いませんでした。
なんでって?
ゆぅに取られちゃったらどうするんですかー。
器が小さいって?
ちっちゃいくらぃが丁度いぃんですょ、きっと。
『ぁのー、シュン君からぉ誘いを受けた祥子と申します。』
『開いてますよ。どうぞ入って下さい。』
ぁれ、誰の声だろ?
シュン君居ないのかな?
『ぉじゃましまーす。』
居間はすっごく綺麗でした。
ゎたしが来るから片付けたんですかね?
そこには、本を読んでる知らない男の人が居ました。
かっこぃいかな?
まぁ、ゎたしのシュン君には敵わないけどね。
ぇ?ゎたしのじゃない?
でも、ぁなたのでもなぃんだから。
そしたら、男の人が本を読みながら一言。
『君は、カモノハシについてどう思う?』
はーーーー??
カモノハシって動物だょね?
トボケ顔の。
『カモノハシさん…可愛いと思ぃます。』
『ふむ。だがな、そのカモノハシさんのオスは毒を持ってるんだ。』
へぇー。
『しかも、カモノハシさんは哺乳類なのに卵を産むんだぞ。』
ふーん。
『そもそもだな、カモノハシさんと言うものはだな……』
ぇー。
この人なんか語りはじめたんですけどー。
なんでゎたし、カモのはシの説明受けてんだろ?
カーモのハシ?
かもーのハシ?
カモノーはし?
ぬゎーー。
こんがらがった。
まさかカモノハシさんでゲシュタルト崩壊をおこすなんて。
ねぎねぎ戦隊カモンジャー。
ぅーん、やっぱり5人ですかね。
ぃや、匹か。
武器はネギ?
薬味バズーくゎーーー。
ぬゎーーーー。
変な妄想が頭の中に流れ込んできてるょー。
助けて、シュン君。
「ガチャン」
『あ、来てたんだね、祥子さん。いらっしゃい。ちょっと卵を買い出しに行ってたんで。』
そこには卵を持ったシュン君が。
オムライス作るんだから、卵は前もって用意しといてょー。
『シュン、それはカモノハシの卵か?』
なんでこの人、カモーのハシ(?)にこだわるんだろ?
『うっせー、バカ兄貴。祥子さん困らせてねーよな?』
ぇ?シュン君いつもと違って口調が怖いょ。
でも素敵。なんか感覚麻痺してるね、ゎたし。
『いくらなんでも弟のガールフレンドには手は出さんよ。』
きゃーーーー。
ガールフレンドだって。
にゃはー。ふにゃー。
『ふぅ。祥子さん、変人はほっとこ?いつもあんなんだから。』
兄に変人って。シュン君、ぉ兄さんにはきついんだね。
それにガールフレンドってとこはスルーですかー。
でもでも、シュン君には、ぉ兄さんが知る範囲で彼女は居ないってことだょね?
ふふッ。ナイスな情報だぜ、ぉ兄さん。
『ぅん。』
二人でキッチンへ。
キッチンって書いて愛の巣って読みます。
無理やりですが…なにか?
次週、『オム』と『ライス』でオムライス。
オムライスのつくり方は勉強したから、へまはしませんょ。
たぶん。