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少年は蛾に恋をする  作者: ふみ
4/5

第三話~少年の意思~

「ただいま。」


少年は帰ってくると、玄関の前で呟いた。

その少年の声も聞こえないほど、居間には怒号が響いている。


ーーーまだやってんのかよ。くだらねーーー


少年が部屋に戻ると、ふとあの蛾を思い出した。


ーーーそういや、なんていう蛾なんだろ。ーーー


少年は、普段読みもしない昆虫図鑑を本棚から取り出し一ページずつ読み始めた。

自分に答えをくれたのは一体何だったのか、それを知るために少年はページを一枚一枚めくっていった。


「ほら、そろそろ寝なさい?明日学校でしょ。」

「うん、もうちょっとだけ」

「適当に寝なさいよ。」


ーーー知りたいんだ、お前の事。ーーー


そして親の言いつけも守らず、数時間たったあとに少年は見つける。


ーーー毒蛾なのか、あれ。毒を持ってそうには見えねぇけどなぁーーー


そして少年は、布団に入り、目を閉じてまた考える。

意識が遠退くのを感じながら・・・

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