むさくるしい男は、学校のだったりして、だったらファンタジーなのですよ!やっぱロボろぼ
読み物としては駄作の部類であるが、暇つぶしにはいいと思い、書いてみた。
純文学とは、対極のSFである。
言葉足らずだったのか、はたまた彼が頭が悪いのか、
実際のところは、理解不能だったのであるが、1つだけ
いえることがあった。――死んでしまいたい……。
時は2011年8月。熱い、いや暑い。太陽の日差し
が強いせいか。額から汗がひたたり落ちる。説明する
必要もないのであるが、夏だというのが大きな原因であ
ろう。
ところで私は、現在、校庭の片隅に設けられた五右衛
門風呂に浸かっているのであるが、湯船が気持ちいいと
は、到底言えないものであって、まっ昼間に、真夏の陽
差しの中で、沸騰している五右衛門風呂に入っていると
いうのは、変態行為とも言えて、自然ではなく、勿論、
自ら進んで求めた行為でもない。ただの罰ゲームのたぐ
いである。
「どうだい? なかなかいい湯加かげんだろ」と山中
寅之助はいった。
「いや、少し熱いね。君の情熱のようだよ」と私は、
皮肉をこめていった。