頭を抱える理由
こんばんは。
本日で後期の授業終了、ってことで、ハイテンションで書いてしまいました。
寝る時間も確保しなければなりません。
ただ描きたい欲求と、たまにいただく反応だけで、ずっと書いています。
過去の小説については、色々書き直しつつ、見直しています。
何か設定が足りていない気がします。
このなろう系サイトですべきことあれば、それも教えてください。
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サナレス兄様が水龍だったら、兄様は人の姿をとった人外の存在だと言うことになる。(神だけれど)サナレス兄様が魔物のわけはない、とリンフィーナはソフィアの想像を頭から否定する。
千年前にソフィアを養育した水龍が、今更存在するとは、この場にいる誰もが想像していない。しかも魔女の目的が親探しなんて、思ってもいないことだった。リトウだけが古代に存在した恐竜というものに興味を持っていて、いたら是非見てみたいと思っているようだ。リトウの瞳には輝きが宿っていた。
「どうして信じない? 水龍は死んでいない。現に火龍はこの世で暴れているらしいではないか?」
「それは噂ですし、シヴァールという魔導士の仕業だと言われています」
「その魔導士が、低級な精霊程度でない力を使うのであれば、火龍と契約しているのだ。だから火龍は存在する」
リンフィーナはドキっとした。
ラーディア一族のサナレスとラン・シールド一族のウィンジン、ラーディオヌ一族のアセス、重士族の王族が総出となっても、シヴァールは殺すことができなかった。
ソフィアが言うことが真実だとすると、火龍だけはこの世に存在しているらしい。
「話を整理しますね。今ソフィアさんは、水龍と火龍の存在を口にされました。他に、歴史上の龍には、どのような龍が存在したんですか?」
リトウが聞いて、ソフィアは呆れたようにため息をついた。先を急ぎたいのか、そんなことも知らないのかと嘆息し、ソフィアは無愛想に応えている。
「話を続けたいのであれば、ついてこい。私はラン・シールド一族に向かう」
ソフィアからそう言われ、リトウとヨースケは、しぶしぶ旅支度を整え、ソフィアの後を追いかけた。
「で? 龍が何匹いるかを知りたいと言ったな?」
「ええ」
港に付き、船を手配している間、ソフィアは話を再開させた。
「それは呪力の源と同じ数になる。この時代では幾つだ?」
それって属性のこと?
『光、闇、火、水、風、土なの?』
リンフィーナは呪術の勉強をしてきたので簡単に答えられたが、リトウもヨースケも首を傾げていた。
「そんなことも知らないとは」
ソフィアは笑っていた。
「光、闇、火、水、風、5体の龍だ」
あれ?
土は??
リンフィーナがソフィアの中で問いかけると、それに応じてソフィアが答えた。
「土は人が豊穣を祈り、後に生まれたものだ。闇に属する」
土は、闇なんだ。
アセスが大地の天道士、つまり地の属性だと聞いていたので、それが闇に属すると聞いて、ソフィアは納得するまでに少しの時間を要していた。
「ちなみに光は水に属し、龍は5体と言われたが、私が知る限り、火と水と風の3体しか存在を感じたことはない。まぁ闇と光に関しては、この世に居るものではないので、目視できる生命体ではないのかもしれない」
「そうすると、千年前は火と水と風、この3体が竜として具現化していたわけですね?」
「そうだ。そして水龍が我が親で、一番気性がおとなしい。火龍は喧嘩っ早いし、風龍は勝手気ままだ。私は彼らを好ましい存在だと思っていない。親の水龍は後の2体を知人だと言っていたが」
そうなんだ。
「そうなんですね」
一同、半信半疑のままだったが、ソフィアが口にしたことを咀嚼し、理解しようと努めていた。
リンフィーナとしては、火龍がシヴァール、それから水龍がソフィアと契約したとすると、風龍はいったい誰と契約関係にあるのか。
聞いたことが真実であれば、知りたいなぁと思っている。
「ラン・シールド一族は千年前に海に沈んだ。それは歴史上水龍に組み敷かれる形になったということだ。けれどもともと、ラン・シールド一族はこの世の誰よりも呪力が高く、風の民と言われていた。風龍について調べるにしても、ラン・シールド一族に行くことが早い」
確かに。
おとぎ話のようだが、ソフィアの語ることには妙に説得力があった。
「そうですね」
リトウが返事して、ヨースケはやれやれと旅の道中、交通にかかるすべてを交渉し、工面することになっていた。
「ごめん、和木君」
「お前にそのあたりの能力が欠如しているのは知っている」
ボソボソとリトウとワギが会話しているのを、ソフィアは黙殺し、リンフィーナはソフィアの中で申し訳ないと手を合わせた。そもそも、この2人が居なければ、現実的な事務処理能力が欠けており、ソフィアとリンフィーナだけでは、行き倒れていた。
一行はワギが手配した船に乗り込んだ。リンフィーナは道中置いて来てしまった、アセスの側近であるナンスについても気になっており、大陸を離れて船で出港しても、ずっと後ろ髪を引かれ続けた。
偽りの神々シリーズ紹介
「自己肯定感を得るために、呪術を勉強し始めました。」記憶の舞姫
「破れた夢の先は、三角関係から始めます。」星廻りの夢
「封じられた魂」前・「契約の代償」後
「炎上舞台」
「ラーディオヌの秘宝」
「魔女裁判後の日常」
「異世界の秘めごとは日常から始まりました」
「冥府への道を決意するには、それなりに世間知らずでした」
「異世界で勝ち組になる取説」
「戻った場所は、異世界か故郷」
シリーズの9作目になります。
異世界転生ストーリー
「オタクの青春は異世界転生」1
「オタク、異世界転生で家を建てるほど下剋上できるのか?(オタクの青春は異世界転生2)」
異世界未来ストーリー
「十G都市」ーレシピが全てー




