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頭を抱える理由

こんばんは。

本日で後期の授業終了、ってことで、ハイテンションで書いてしまいました。

寝る時間も確保しなければなりません。


ただ描きたい欲求と、たまにいただく反応だけで、ずっと書いています。

過去の小説については、色々書き直しつつ、見直しています。

何か設定が足りていない気がします。


このなろう系サイトですべきことあれば、それも教えてください。


        ※


 サナレス兄様が水龍だったら、兄様は人の姿をとった人外の存在だと言うことになる。(神だけれど)サナレス兄様が魔物のわけはない、とリンフィーナはソフィアの想像を頭から否定する。


 千年前にソフィアを養育した水龍が、今更存在するとは、この場にいる誰もが想像していない。しかも魔女の目的が親探しなんて、思ってもいないことだった。リトウだけが古代に存在した恐竜というものに興味を持っていて、いたら是非見てみたいと思っているようだ。リトウの瞳には輝きが宿っていた。


「どうして信じない? 水龍は死んでいない。現に火龍はこの世で暴れているらしいではないか?」

「それは噂ですし、シヴァールという魔導士の仕業だと言われています」

「その魔導士が、低級な精霊程度でない力を使うのであれば、火龍と契約しているのだ。だから火龍は存在する」


 リンフィーナはドキっとした。

 ラーディア一族のサナレスとラン・シールド一族のウィンジン、ラーディオヌ一族のアセス、重士族の王族が総出となっても、シヴァールは殺すことができなかった。


 ソフィアが言うことが真実だとすると、火龍だけはこの世に存在しているらしい。


「話を整理しますね。今ソフィアさんは、水龍と火龍の存在を口にされました。他に、歴史上の龍には、どのような龍が存在したんですか?」

 リトウが聞いて、ソフィアは呆れたようにため息をついた。先を急ぎたいのか、そんなことも知らないのかと嘆息し、ソフィアは無愛想に応えている。


「話を続けたいのであれば、ついてこい。私はラン・シールド一族に向かう」

 ソフィアからそう言われ、リトウとヨースケは、しぶしぶ旅支度を整え、ソフィアの後を追いかけた。


「で? 龍が何匹いるかを知りたいと言ったな?」

「ええ」

 港に付き、船を手配している間、ソフィアは話を再開させた。


「それは呪力の源と同じ数になる。この時代では幾つだ?」

 それって属性のこと?

『光、闇、火、水、風、土なの?』

 リンフィーナは呪術の勉強をしてきたので簡単に答えられたが、リトウもヨースケも首を傾げていた。


「そんなことも知らないとは」

 ソフィアは笑っていた。


「光、闇、火、水、風、5体の龍だ」

 あれ?

 土は??

 リンフィーナがソフィアの中で問いかけると、それに応じてソフィアが答えた。


「土は人が豊穣を祈り、後に生まれたものだ。闇に属する」

 土は、闇なんだ。

 アセスが大地の天道士、つまり地の属性だと聞いていたので、それが闇に属すると聞いて、ソフィアは納得するまでに少しの時間を要していた。


「ちなみに光は水に属し、龍は5体と言われたが、私が知る限り、火と水と風の3体しか存在を感じたことはない。まぁ闇と光に関しては、この世に居るものではないので、目視できる生命体ではないのかもしれない」

「そうすると、千年前は火と水と風、この3体が竜として具現化していたわけですね?」

「そうだ。そして水龍が我が親で、一番気性がおとなしい。火龍は喧嘩っ早いし、風龍は勝手気ままだ。私は彼らを好ましい存在だと思っていない。親の水龍は後の2体を知人だと言っていたが」


 そうなんだ。

「そうなんですね」

 一同、半信半疑のままだったが、ソフィアが口にしたことを咀嚼し、理解しようと努めていた。


 リンフィーナとしては、火龍がシヴァール、それから水龍がソフィアと契約したとすると、風龍はいったい誰と契約関係にあるのか。

 聞いたことが真実であれば、知りたいなぁと思っている。


「ラン・シールド一族は千年前に海に沈んだ。それは歴史上水龍に組み敷かれる形になったということだ。けれどもともと、ラン・シールド一族はこの世の誰よりも呪力が高く、風の民と言われていた。風龍について調べるにしても、ラン・シールド一族に行くことが早い」


 確かに。

 おとぎ話のようだが、ソフィアの語ることには妙に説得力があった。


「そうですね」

 リトウが返事して、ヨースケはやれやれと旅の道中、交通にかかるすべてを交渉し、工面することになっていた。


「ごめん、和木君」

「お前にそのあたりの能力が欠如しているのは知っている」

 ボソボソとリトウとワギが会話しているのを、ソフィアは黙殺し、リンフィーナはソフィアの中で申し訳ないと手を合わせた。そもそも、この2人が居なければ、現実的な事務処理能力が欠けており、ソフィアとリンフィーナだけでは、行き倒れていた。


 一行はワギが手配した船に乗り込んだ。リンフィーナは道中置いて来てしまった、アセスの側近であるナンスについても気になっており、大陸を離れて船で出港しても、ずっと後ろ髪を引かれ続けた。


偽りの神々シリーズ紹介

「自己肯定感を得るために、呪術を勉強し始めました。」記憶の舞姫

「破れた夢の先は、三角関係から始めます。」星廻りの夢

「封じられた魂」前・「契約の代償」後

「炎上舞台」

「ラーディオヌの秘宝」

「魔女裁判後の日常」

「異世界の秘めごとは日常から始まりました」

「冥府への道を決意するには、それなりに世間知らずでした」

「異世界で勝ち組になる取説」

「戻った場所は、異世界か故郷」

シリーズの9作目になります。


 異世界転生ストーリー

「オタクの青春は異世界転生」1

「オタク、異世界転生で家を建てるほど下剋上できるのか?(オタクの青春は異世界転生2)」


 異世界未来ストーリー

「十G都市」ーレシピが全てー

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