【第2話】自己紹介!
「 」人の言葉
( )心の声
『 』魔の言葉
《 》念話
であらわしております。
一階に行くと、瀬尾優刀、綾織夏、久遠れい以外の祓魔師と研究者が全員集まっている。
「あっ!夏さん、優刀さん、遅いですよ!何してたんすか?」
白のショート髪に銀色の瞳の青年が夏に声をかける。
「景、ごめんね。」
瀬尾優刀は不知火景に申し訳なさそうにする。
「じゃあ、今度何か奢ってください。」
「いいよ、夏が遅れたから、夏が奢ってくれるって。」
「そんなこと言ってなっ……。」
「よっしゃ!あっ、一ノ瀬詠さんは?」
「はい!ここにいます。」
「こっちにおいで。みんなが待っているよ。」
不知火景に連れてかれる一ノ瀬詠。祓魔師と研究者の横に私服の祓魔師一人と研究者二人並んでいる。そして、祓魔師の隣に一ノ瀬詠も並ぶ。
「夜宵紅乃です。よろしくお願いします。」
ピンクショートの髪でハイライトが全くない黄緑の瞳の少年、夜宵紅乃が言う。
「皆様、初めまして。一ノ瀬詠と申します。よろしくお願いします。」
銀髪をお団子で青の瞳の少女、一ノ瀬詠が言う。
「初めまして。波風凛と申します。研究者として頑張っていきたいと思います。これからよろしくお願いします。」
ピンクの髪で緑の瞳の少女、波風凛が言う。
「小花衣瑠璃です。よろしく。」
紺色ショートの髪に赤の瞳の少年、小花衣瑠璃が言う。
「「これからよろしく!」」
祓魔師、研究者が全員揃って言う。
「祓魔師と研究者のリーダーをやっている。姫野雷人だ。これから指導者を決めていく。呼ばれた者は新人の前に来い。夜宵紅乃の指導者は、俺、姫野雷人と不知火景で行う。」
銀色のロングで少しだけ三つ編みに緑と紫のオッドアイの少年、姫野雷人が前に出て言う。
「めんどくさー、まぁ、雷人がいるからいいか。」
不知火景は嫌々、前に出ながら言う。
「不知火景さん、いやならいらないですよ。」
夜宵紅乃は不知火景に小声で言う。
「このガキ……!」
不知火景は夜宵紅乃に小声で言う。
「はぁ…、続いて、一ノ瀬詠の指導者は、久遠れいと瀬尾優刀で行う。」
姫野雷人は不知火景と夜宵紅乃の様子を見て、ため息をつき、一ノ瀬詠の指導者を言う。
「よろしくお願いします。れい先輩、瀬尾先輩。」
一ノ瀬詠は久遠れいと瀬尾優刀に言う。
「よろしくね、瀬尾先輩、詠。」
久遠れいは瀬尾優刀と一ノ瀬詠に言う。
「詠ちゃんもくーちゃんもよろしく。」
瀬尾優刀は一ノ瀬詠と久遠れいに言う。
「波風凛の指導者は、如月佳那太とオリヴィア・アイビスで行う。」
姫野雷人は瀬尾優刀、久遠れい、一ノ瀬詠の様子を見て、ホッとして、波風凛の指導者を言う。
「よろしくお願いします。如月先輩、オリヴィア先輩。」
波風凛は如月佳那太とオリヴィア・アイビスに礼儀正しく言う。
「波風さん、オリヴィア、よろしくね。」
如月佳那太は波風凛とオリヴィア・アイビスに言う。
「かな先輩、こ、これからヨロシクです……。」
オリヴィア・アイビスは如月佳那太に怯えている。
「凛ちゃん!かな先輩は普段優しいけど、怒ると怖いで〜す。凛ちゃん、かな先輩を怒らせないようにガンバロ!」
オリヴィア・アイビスは怯える声と体を誤魔化すように波風凛に抱きつく。
「くすぐったいですよ。オリヴィア先輩。」
波風凛は嬉しくなる。
「小花衣瑠璃の指導者は、九弦冬馬と玖路瀬湊で行う。」
姫野雷人は如月佳那太、オリヴィア・アイビス、波風凛の様子を見て、微笑ましく思い、小花衣瑠璃の指導者を言う。
「玖路瀬とかよ。」
九弦冬馬は玖路瀬湊に言う。
「……よろしくお願いします。」
玖路瀬湊は小花衣瑠璃と九弦冬馬に言う。
「よろしくっす!」
小花衣瑠璃は九弦冬馬と玖路瀬湊に言う。
「今、呼ばれた者は、部屋とここの案内をしてくれ。それじゃあ、解散!」
姫野雷人は不安はありつつ、みんなを解散させる。
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