風俗で知り合いと鉢合わせると気まずい
「あっ」「あっ」「あっ」「あっ」
スチャラカ三人組と娼館で鉢合わせた。
「「「「・・・」」」」
き、気まずい!なんでコイツらここにいんの!?セージュ区の大衆店に行けよ!ヨハラ(皇国随一の色街)まで来んなよ。
「あ、あんれェー、先生、ど、どうしたんですかァー↗︎仕事じゃないんですかぁーン」
緊張のあまりか、後輩君がすんごい気色悪い言い方で聞いてきた。
それ、ブーメランだぞ。
「よせ、こんな所で争うのは」
お、ハゲ先輩がカッコイイこと言い出した。
「俺たちは出すもん出しに来た。それだけだろ」
カッコイイ言葉に聞こえるけど、内容最悪だぞ。
「ここは一つ停戦ということで、情報共有といこうじゃないか」
それは賛成。続けてどうぞ。
「この娼館に詳しい者、挙手!」
「「「・・・」」」
誰もいない。え、嘘。君たちも開拓者なの?まだ見ぬフロンティアを開拓しに来たの?
「だ、誰も知らないのか?じゃあどうやって知ったんだ?」
「シティヘイブン」
「ぬくなび」
「へへっ」
「いや、『へへっ』じゃないだろ」
ハゲ先輩が突っ込む。ホント喋らないよな、コイツ。
「先輩はどうやって見つけたんですか?」
「いや、ミューちゃんが『行ってみたらいかがですかぁ?たまげますよぉ』って言うもんだから」
・・・ミューちゃん、そんなこと言ってたの?あの子、人で遊ぶことがあるからなぁ。めっさ不安なんだけど。
そんなやり取りをしていたら、黒服さんが入ってきた。
「お待たせしました。『色狂い代筆士』様、『ヤ●男』様、『ハゲ先輩』様、『顔面ジェノサイド』様。間も無く姐さんたちがやって来ます。もう少々お待ち下さい」
・・・なんて言った?こいつら、偽名使ってやがる。ってか全員悪口なんだよな。あと、色狂い代筆士って言ったやつ出てこい。
全員が顔を見合わせる。上等だ!表にでやがれ!停戦なんて糞食らえだ!
掴みかかったタイミングで、黒服が入ってきたので互いに掴んだ服を離す。
「まずは『色狂い代筆士』様」
「はい」
お前か、ヤ●男。店出た瞬間、コブラツイスト決めてやる。
「店の一番人気、カナリアちゃんです」
「へへっ!」
ヤ●男がめっさ喜んでる。コブラツイストだけじゃねえ!パワーボムも決めてやる!
「カナリアです。よろしく♡」
ドドリ●さんがいた。ド●リアさんみたいな女の子が仁王立ちしてた。
「」
返事がない。ただの屍のようだ。ヤ●男は売りに出された子牛のように震えていた。・・・パワーボムは勘弁してやろう。
子牛がド●リアさんに連れていかれ、姿が見えなくなった後、残った三人はヒソヒソと話し合う。
「おい!見たか、アレ!」
「アイツ・・・可哀想に。震えてたぜ?」
「ある意味たまげましたね」
先輩、私、後輩が意見を述べる。そして後輩君が良くないことに気づく。
「もしかして、ここって、ああいうのしかいないんじゃ・・・」
「馬鹿!わかんないだろ、そんなの!偶々だって!」
そう言って待ってると、黒服がまた入ってくる。
「お次は『顔面ジェノサイド』様」
そう言われ、ハゲ先輩が緊張した顔で立つ。
「ナンバー2のシナモンちゃんです」
「はい。シナモンです。モン、モン♡」
リク●ムみたいな女の子が立っていた。なんでリクー●なんだよ!そこは、ザーボ●だろ!ザー●ンでも嫌だけど!ドドリ●に比べたらマシかもしれないけど、やっぱり嫌なの!
そんな顔をしながらハゲ先輩は連れられていった。
「おいここって、娼館『フリ●ザ軍』とかじゃないよな」
「いや、そんなはずじゃ・・・」
次あたりギニ●ーかグ●ドが来るんじゃないかと戦々恐々としていると、後輩君が冴えたことを言い出した。
「いいこと考えました。チェンジしてもらいましょう」
「チェンジって意味あるのか?ギニュ●がバ●タになるって言うならチェンジとは言わないぞ」
「違います。このお店の法則性に気づきませんか?」
「法則?」
こいつは何を言って・・・まさか!
そう、このお店は「店の一番人気」、「ナンバー2」といった一見するとよい数字に「たまげた」ものが来ている。そう言ってると、黒服がやってきた。
「お次は『ハゲ先輩』様、次の子は・・・」
「その前に!!私の場合は店で一番人気のない子にしてください!!」
「へ?」
鳩が豆鉄砲を食らったような顔になっていた。でもすぐにセールスフェイスになって「かしこまりました」と言って下がっていった。
「答えは、店で一番人気のない子!!俺は運命を変えるんだ!!!!」
「お待たせしました。ザルマンディちゃんです」
「vinvuiwbuifoiewmcpoasj」
人ですらなかった。あの、わかるかな。たとえて言うなら腐り神。ヘドロ女(?)がやってきた。
後輩君がFXでスッた人の顔になって部屋を出て行った。後輩君に敬礼!!
さて、困ったことになった・・・いったいどれが正解なんだ・・・
「一番人気もダメ・・・下もダメ・・・そうか!真ん中の子が正解!これだ!!」
「お待たせしました。ポポドゥンドゥちゃんです」
「ポポ、ポポ」
土人形のゴーレムみたいなやつがやってきた。あっ・・・。




