其の六 小覇王孫策
┏(o・v・o)┛
「帝を拠点に迎え入れ、権威がさらにアップした曹操。しかし気になるのはアイツ……。ついつい時間があると考えちゃうの」
(`・ω・´) 曹操
「なんと! 劉備と呂布が手を結んだって? ビックサプラーイズ」
( ̄ー ̄ )荀彧
「じゃ、いっそのこと計略でなんとかしましょう」
(`・ω・´) 曹操
「いいね。そうしましょ」
(`・ω・´) ---計略中……---
(`・ω・´) 曹操
「計略が図に当たり、劉備の城は呂布の城になった」
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「獣のような呂布。恩人の劉備が留守なのを見計らい、城を奪ってしまったのでした!」
( ̄∇ ̄ )劉備
「あいたたた。城がうばわれちゃったよ」
( ̄∇ ̄メ )張飛
「兄者。すまねぇ。オイラのせいで」
( ̄▲ ̄ )関羽
「張飛のカバ。一人でお留守番できるっつって酔っぱらって城とられるなんて」
( ̄∇ ̄ )劉備
「まぁまぁ、ここは臥竜は天に昇らん為。恥を忍んで、呂布を頼ろう」
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「劉備は呂布に使者を送り、受け入れてくれるよう懇願しました」
(`ー´*)呂布
「しょうがないな~。でも臥竜が天に昇らん為、カヒの城にでもこもってなさい」
( ̄∇ ̄メ )張飛
「ギリギリギリギリ」
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「張飛は歯ぎしりしましたがどうにもなるものでもありません。こうして劉備と呂布は復縁したのでした。……一方その頃」
(`‿´ )孫策
「いつまでもくすぶってられない! 袁術殿に兵を借りようっと」
( ̄八 ̄ )袁術
「言ってることが分からない……イカレているのか? この状況で」
(`‿´ )孫策
「貸してくれるだけでいいんです。それだけでボクは救われるんです。それにボクには質草があります」
( ̄八 ̄ )袁術
「見せてもらおうか」
(`‿´ )孫策
「ジャジャーン! 伝・国・璽でございまーす!」
( ̄八 ̄ )袁術
「貸そう」
(`‿´ )孫策
「イエイ! やったぜ!」
┏(o・v・o)┛
「こうして孫策は兵を借り受け、呉地方に向けてあれよあれよと暴れ回りました。頭脳に周瑜、政治家の張昭、張紘を加え、武将では蒋欽、周泰、太史慈などを加えて行きました」
(`‿´ )孫策
「みんなのお陰だぜ! でもちょっとはボクの武勇かな?」
(・┏┓・)張昭
「言わんでよろしい」
(`‿´ )孫策
「そうだ。袁術殿に伝国璽を返してもらおう。早速手紙を書こう!」
( ̄ー ̄ )使者
「袁術殿より返信を預かって参りました」
(`‿´ )孫策
「どれどれ?」
( ̄ー ̄ )使者
「No! From Enjutsu」
(`‿´ )孫策
「ワオ!」
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「袁術は伝国璽の返却にNo!を叩き付けて来ました。なぜなら彼には皇帝の野望があったからです。伝国璽を持つものにはその資格があるということでした」
( ̄八 ̄ )袁術
「劉備ウザすぎ。呂布と手を組んで滅ぼしちゃおう」
( ̄ー ̄ )紀霊
「では行って参ります」
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「袁術はおよそ10万の兵で劉備を攻めました」
( ̄∇ ̄ )劉備
「マジやばい。マージやばい」
( ̄ー ̄ )紀霊
「劉備なんてお茶の子さいさい」
(`ー´*)呂布
「ケンカよくない。平和が一番」
( ̄∇ ̄ )劉備
「激しく同意」
( ̄ー ̄ )紀霊
「そういうわけにもいかん」
(`ー´*)呂布
「じゃぁ、こういう風にしよう。ここに立てたボクの方天画戟の枝の部分にボクの矢が当たったら、軍を退く……。どう?」
( ̄∇ ̄ )劉備
「えー……」
( ̄ー ̄ )紀霊
「(なるほど、当たらないってことね)グッドアイデア」
┏(o・v・o)┛
「果たして呂布は数十歩離れた上に酒を飲み、弓に矢をつがえてひょうふ!と放つと、見事戟の枝の部分に当たったのでした」
( ̄∇ ̄ )劉備
「マジすか!」
( ̄ー ̄ )紀霊
「マジすか……」
┏(o・v・o)┛
「紀霊は軍を退いて帰るしかありませんでした」