其の三 虎牢関の戦い
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「董卓を追いつめるべく進行する同盟軍の前に、立ちふさがる武勇の主! 彼の名は華雄ゥッ!」
( ̄ー ̄ )華雄
「ヘイ! そこのチンピラども。さっさと国に帰るんだ!」
( ̄▲ ̄ )関羽
「ボクが倒しましょう」
/
閃
/
( ̄▲ ̄ )関羽
「敵将華雄討ち取ったり」
(`・ω・´) 曹操
「すごい! 映画みたい! 全漢が泣いた!」
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「華雄を討ち果たしましたが、虎牢関の前にあやしい影! ……まさか……あれは!!」
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「董卓軍の騎都尉、中郎将、人中の呂布、馬中の赤兎と言われる呂布の襲来でした!」
(`ー´*)呂布
「カスが……失せろ」
( ̄ー ̄ )春日
「お前それ本気で言ってんのか?」
( ̄ー ̄ )若林
「本気で言ってたら一緒に漫才なんてしねぇよ」
( ̄ー ̄ )( ̄ー ̄ )
「へへへへへへへへへへ!」
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「その二人はウソですが、呂布の登場に同盟軍の士気はだださがり。蜘蛛の子を散らしたようになってしまいました」
(`ー´*)呂布
「はっはっはっは。同盟軍に人無し! さっさと国へカエレ!」
( ̄∇ ̄ )( ̄▲ ̄ )( ̄∇ ̄メ )
「そうはさせないぞ~! ボクらが相手さ!」
(`ー´*)呂布
「ムッ。兵卒が! 己を知れ!」
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「鳴り響く剣撃! 関羽が! 張飛が! その得物で大立ち回り!」
(`ー´*)呂布
「うーん、強い!こんな人達が兵士だなんて! でも、穴をみつけた」
( ̄∇ ̄ )劉備
「あいたたた~」
( ̄∇ ̄ )劉備
「ゴメン~。ボクのせいで~」
( ̄▲ ̄ )( ̄∇ ̄メ )
「いいよ~。兄貴だもん」
(`・ω・´) 曹操
「…………………………………………」
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「しかし、呂布敗走のため虎牢関は落ちました。みんな仲良く(一部除外部隊あり)洛陽に向かいます」
( ̄∇ ̄ )劉備
「あ!洛陽が燃えている」
(´∀`)董卓
「ウン!ボクが火を放ったのさ!」
(´∀`)董卓
「さぁ! 皆さん、長安に逃げましょう! 足手まといは殺しましょう!」
ヽ(´д`)ノ民
「洛陽が燃えていく~! 歴史が燃えていく~!」
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「同盟軍は都の火を消して中に入ってみるものの焼け野原。人っ子一人おりません」
(´・ω・`)袁紹
「こんな焼け野原に入っても意味ないジャン」
(`・ω・´) 曹操
「追っ手を差し向ければ、董卓を殺せるビックチャンス到来」
(´・ω・`)袁紹
「そんなテンションじゃねーし」
(`・ω・´) 曹操
「うーん。機を見るや敏でないと乱世はダメよ? いいもん。自分でいくもん」
(´・ω・`)袁紹
「いっちゃった……。寂しい熱帯魚」
( ̄ー ̄ )兵士
「同盟軍の孫堅が井戸から玉璽を見つけて、そしてギリました」
(´・ω・`)袁紹
「まぁ、大変。彼のモノはボクのモノ! ねぇ孫堅」
( ̄ー ̄ )孫堅
「逃げるが勝ちってな! アバヨ!」
(´・ω・`)袁紹
「逃げられちゃったよ……。曹操も追撃失敗したみたいだし。もういい、同盟軍解散!」
( ̄∇ ̄ )( ̄▲ ̄ )( ̄∇ ̄メ )
「やった~! 休み到来~」
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「こうして同盟軍はそれぞれの国に引き上げて行きました」
(´・ω・`)袁紹
「なんか、ボクだけ損した感じが否めない」
( ̄ー ̄ )郭図
「だったら、冀州を獲っちゃoh! ついでに公孫瓚も滅ぼしちゃoh!」
(´・ω・`)袁紹
「冀州をとりました。次は公孫瓚さんの番です」
( ̄ー ̄ )公孫瓚
「そう簡単に白馬陣はやれませんにょ」
( ̄∇ ̄ )( ̄▲ ̄ )( ̄∇ ̄メ )
「そうだそうだ~」
( ̄ー ̄ )使者
「勅命で戦争は一回休みにしましょ。平和が一番!」
(´・ω・`)袁紹
「なるほろ」
( ̄ー ̄ )公孫瓚
「そいつは気付かなかった。さすが、帝」
( ̄ー ̄ )公孫瓚
「ついでに劉備を、平原の相にしてください」
( ̄ー ̄ )使者
「同じ顔でごーめんね。ウンわかった。平原ね!」
( ̄∇ ̄ )劉備
「マジすか。劉備感涙!」
(´∀`*)趙雲
「こんにちわ! 僕、趙雲! 劉備サン、気に入ったァー! 仲間にして下さい」
( ̄∇ ̄ )劉備
「いや、時期尚早」
(´∀`*)趙雲
「マジすか……。じゃ、また今度……」
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「こうして、劉備は城を持ったのでした。いっぽう、董卓は」
(´∀`)董卓
「そろそろ、ボクが帝になってもいいかな? いいとも~」