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其の二十八 十万本の矢

┏(o・v・o)┛

「周瑜の心にメラメラと男の嫉妬が産まれました。諸葛亮を殺そうという思いが湧いて来たのです。さて、周瑜は兵をまとめて軍議を開きました」




(*`∀´*)周瑜

「さて、先の曹操VS袁紹では袁紹は食糧を焼かれて敗北した。そこで我が輩も同じ行動をしようと思う。諸葛亮どの」


(uωu)諸葛亮

「アイアイキャプテン」


(*`∀´*)周瑜

「千騎をお貸しします故、鉄聚山てつじゅさんにある曹操の食糧基地を襲って下され」


(uωu)諸葛亮

「アイアイキャプテン」



(*`∀´*)周瑜

「簡単に返事して諸葛亮は出て行ったけど、本当に千騎で食糧を焼けるのかな? 魯粛探って来てくれ」


(・д・)魯粛

「アイアイキャプテン。 ちょっと孔明どの」



(uωu)諸葛亮

「なんだべ」


(・д・)魯粛

「ホントに千騎で大丈夫?」


(uωu)諸葛亮

「ほう。千騎が無理と分かるとは魯粛どのは陸戦を知ってますな。返って周瑜どのは陸戦は全くダメ。鉄聚山の兵糧を千騎で攻めるなど無理というのは子供でも知っております。子供の方が優秀かな?」


(・д・)魯粛

「ちょ……。言葉が過ぎましょう。無理ならなぜ断り申さん」


(uωu)諸葛亮

「わたし、失敗しないんで」



(・д・)魯粛

「行っちゃったよ。こりゃ周瑜どのに報告だ!」


(*`∀´*)周瑜

「なに!? 我が輩が子供にも劣る陸戦知らずだと?」


(・д・)魯粛

「はい、あとど偉いナルシストやーいやーいとも」


(*`∀´*)周瑜

「ぬぬ! 諸葛亮の出陣は取りやめだ!」




┏(o・v・o)┛

「イライラつのる周瑜。曹操の陣に偵察に行きますと、見事な水軍の要塞。聞くと荊州の蔡瑁が水軍を指揮しているとのことでした」




(*`∀´*)周瑜

「蔡瑁か……。厄介なやつ。計略を使って曹操に殺させよう」


(・д・)魯粛

「グッドアイデア」



(*`∀´*)---計略中……---



(*`∀´*)周瑜

「イエス! 計略成功! 曹操に蔡瑁が内通してると思わせて殺させたった!」


(・д・)魯粛

「ベリィグッド!」


(*`∀´*)周瑜

「諸葛亮はどう思ってるかな? 評価は5:5かな? ちょっとあいつの様子を見て来て」


(・д・)魯粛

「アイアイキャプテン。 ちょっと孔明どの」



(uωu)諸葛亮

「おお魯粛どの。周瑜どのに評価5:5プラス、ブクマもつけちゃうと言って下され」


(・д・)魯粛

「……は、はい」



(*`∀´*)周瑜

「な、何? 諸葛亮はすでに知っていた! 我が輩の行動を……ますます殺したくなってきたギギギ」


(・д・)魯粛

(間に挟まれたこっちのがギギギだよ)




┏(o・v・o)┛

「またもや諸葛亮を殺したくなった周瑜。無理難題を吹っかけて軍令違反で殺すことに!」




(*`∀´*)周瑜

「諸葛亮どの。水戦では矢を膨大に使う。どうです。あなたに10万本の矢を作ってもらいたい」


(uωu)諸葛亮

「アイアイキャプテン」


(*`∀´*)周瑜

「十日で」


(uωu)諸葛亮

「ノーノーキャプテン」


(*`∀´*)周瑜

「ん? できないとあらば仕方有りません。軍団長の命令不服従で……」


(uωu)諸葛亮

「三日で」


(*`∀´*)周瑜

「え?」


(uωu)諸葛亮

「三日で揃え申そう。兵五百と、船二十艘お貸し下さい」




┏(o・v・o)┛

「周瑜にはさっぱりわかりません。兵五百に十万本の矢を作らせるのか? では船二十艘は? どちらにせよ無理そうなので思い切ってやらせました。」




(・д・)魯粛

「諸葛亮どの。明日が約束の刻限ですが一本も出来てないじゃ有りませんか!」


(uωu)諸葛亮

「そうです。今から作ります。あなたも一緒にきなさい」




┏(o・v・o)┛

「船に幔幕を張り、藁人形をたくさん設置し、魯粛を伴って向かったのは曹操の水軍要塞です。向かう途中、もうもうと霧が立ちこめ、曹操軍には霧に乗じた夜襲と見えました。鳴り物をならし、要塞から次から次に雨のように矢が船団を襲います。ですが、ほぼ無人の船。藁人形や幔幕に十万本以上の矢が突き刺さり、諸葛亮は矢狩りに成功し、陣に戻りました」




(uωu)諸葛亮

「さ。キャプテン。たしかに10万本の矢はお渡ししましたぞ」


(*`∀´*)周瑜

「おみそれしました。とても我が輩の知恵が及ぶところではありません。どうか、曹操を破る知恵をお貸し下さい」


(uωu)諸葛亮

「当然、私に考えがないわけではありませんが、周瑜どのも考えがあるのでは? それを互いに手に書いて見せ合いましょう」


(*`∀´*)周瑜

「分かりました」




┏(o・v・o)┛

「こうして、互いに手に計略を書き、開いて見せ合うと互いに『火』の文字。火計で曹操を破る! 二人の気持ちは一致したのでした。」



















挿絵(By みてみん)








┏(o・v・o)┛

「賽は投げられた! 着々と決戦の準備は進められる。しかし、火計を使おうにも風向きは逆。諸葛亮に託された祈祷は功を奏するのか?」
























挿絵(By みてみん)



┏(o・v・o)┛

「次回 赤壁の戦い」







(。 ◕‿◕。)貂蝉(故人)

「さぁ〜て。次回は私の女のミリキでサービスしちゃうわよ!」

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