其の二十五 援軍来る
(´∀`*)趙雲
「あ! 張飛さン!」
( ̄∇ ̄メ )張飛
「テメーよくもいけシャァシャァと! 曹操軍に寝返っただろう!」
(´∀`*)趙雲
「ううん。違うよ。殿の奥方とご子息を捜していたのさ。ご子息はホラ。ここにいるよ」
( ̄∇ ̄メ )張飛
「あ。ホントだ」
(´∀`*)趙雲
「一緒に逃げまshow」
( ̄∇ ̄メ )張飛
「バカやろう。お前だってあの大軍の中から来たんだろ? オレだって大軍を追い返してやるよ。お前にばっかりカッコいい見せ場をとられてたまるかってんだ!」
(´∀`*)趙雲
「張飛さン。死なないで下さいよ」
( ̄∇ ̄メ )張飛
「ここは橋の上だ。正面の敵だけ相手にすりゃいいだけだ。まかせとけ!」
┏(o・v・o)┛
「趙雲を追っていた曹操軍の将兵たちは河で立ち止まります。目の前には橋が一つ。そこには雷のような武将が馬上で睨んでおりました」
(`・ω・´) 曹操
「なんだありゃ? また諸葛亮の計略か? おい。そこの将軍よ。名を名乗れ!」
( ̄∇ ̄メ )張飛
「ふふん。曹操だな? 燕人張益徳ここにありだ。腕に自信があるやつはかかってこい!」
(`・ω・´) 曹操
「なに? 張飛だと? 前に関羽が言ってた。自分の義弟の張飛は百万の兵など小石を拾うようなもんだって……。それにあの後ろの地形。伏兵を隠すには絶好だ。ひとまず全軍退け!」
┏(o・v・o)┛
「曹操は何かを勘ぐって兵を退かせました」
( ̄∇ ̄メ )張飛
「なんでぇ……誰もこねぇのか。それはそれでサミシイなぁ。まぁいいか。追撃されないように橋を落としておこう」
(`・ω・´) 曹操
「え? 張飛が橋を落としただって? クソ! じゃ計略じゃなかったんだ! 橋を架け直して追え〜!」
┏(o・v・o)┛
「趙雲、張飛が劉備に合流します。しかし、後ろには曹操軍の軍馬の足音が近づいています。危うし!」
(`・ω・´) 曹操
「ククク。もうすぐ劉備くん。キミの背中に手が届くよ。忘れもしない。キミに裏切られた過去。今清算するッ!」
┏(o・v・o)┛
「そこに銅鑼の音がジャーンと響きました。みんなそちらに目をやりますと、果たして旗印に“関”の文字。関羽の旗だったのです」
(`・ω・´) 曹操
「あ、あれは関羽! あそこに関羽がいるということはやはり孔明の布陣だ! 逃げろ! 皆殺しになるまえに!」
( ̄▲ ̄ )関羽
「御首頂戴! いざ!」
┏(o・v・o)┛
「曹操は関羽に追撃されて生きた心地がしません。ほうほうの体で逃げて行きました」
( ̄∇ ̄ )劉備
「やった! 関羽の援軍、劉琦どのの援軍。そして、孔明の援軍も到着した。これで一安心」
(uωu)諸葛亮
「曹操の進軍に備えて、江夏に入城しましょう。関羽どのは夏口に5千の兵を率いて守備するようにしてください」
( ̄▲ ̄ )関羽
「何か有ったら挟み撃ちですな。了解です」




