其の二十二 博望坡の戦い
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「曹操よりついに発せられた大号令! 危うし劉備!」
( ̄ー ̄ )偵察
「ご注進! 曹操50万の軍隊がこちらに向かっております! 先鋒は夏侯惇が率いる10万!」
( ̄∇ ̄ )劉備
「うひゃぁ! 気絶モンだなこりゃ」
( ̄▲ ̄ )関羽
「カコウジュンが先鋒とはやっかいな」
( ̄∇ ̄メ )張飛
「こりゃ、大火事ですな。でもご安心。ウチには水がいますもんね!」
( ̄∇ ̄ )劉備
「……バカのくせしてうまいこというなぁ」
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「関羽と張飛は胸にしこりがあるものの、劉備が言うので孔明の作戦を聞くことにしました」
(uωu)諸葛亮
「新野城で籠城すれば負けは必至。野戦に持ち込みます」
( ̄∇ ̄メ )張飛
「作戦をうかがおうじゃねーか」
(uωu)諸葛亮
「関羽と張飛はそれぞれ1500の兵を引き連れて道中の林にひそみ、関平と劉封は500の兵で火計の準備。趙雲は先陣で負けたフリをして敵を引っ張り込む」
( ̄∇ ̄メ )張飛
「軍師殿は?」
(uωu)諸葛亮
「殿には保険として一隊を率いて野外に陣を構えてもらう」
( ̄∇ ̄メ )張飛
「違う! あんたはどこを攻めるんだ! こちとら10万の兵に5千も満たない兵で立ち向かうんだい! あんたはどうするんだ!」
(uωu)諸葛亮
「私はここ新野を守る」
( ̄∇ ̄メ )張飛
「はぁ? こりゃおかしい! これが天下の天才奇才か? つぶれアンマン真っ白け!」
( ̄▲ ̄ )関羽
「まぁ、いいじゃないか。張飛。一度だけ作戦を聞いてやろう」
( ̄∇ ̄メ )張飛
「フン。これで負けたら二度とお前の命令なんて聞かんからそう思え!」
(●_○ )夏侯惇
「劉備恐れるに足りず。たかだか4・5千の兵なんてひともみに潰してくれる」
(´∀`*)趙雲
「あ! カコウジュンさン! ボク趙雲。お手合わせを願います」
(●_○ )夏侯惇
「オレはカコウトンだッ!」
╲ /
合
/ ╲
(´∀`*)趙雲
「強ッ! 逃げるが勝ち! みんな引け!」
(●_○ )夏侯惇
「逃がさん!」
(uωu)諸葛亮
「趙雲がうまくやってくれたようですね。夏侯惇の軍勢は伸び切った糸のようです。そこを崩すのは寡兵でも容易いもの」
(uωu)---計略中……---
(uωu)諸葛亮
「夏侯惇軍瓦解。降伏兵、戦利品数えきれずと言ったところ」
( ̄▲ ̄ )関羽
「すげぇ」
( ̄∇ ̄メ )張飛
「おみそれしました」
(uωu)諸葛亮
「いえいえ。しかし、曹操はもっと兵力を増大して攻めてくるでしょう。その時も関羽どの、張飛どののお力を拝借したい」
( ̄▲ ̄ )( ̄∇ ̄メ )
「はい!」
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「破れた夏侯惇は曹操の元に逃げ帰りました」
(`・ω・´) 曹操
「なんと! 諸葛亮め! 許さん!」
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「その頃、荊州では劉表が病死。後継は劉琦でしたが、蔡瑁が遺言を偽造し、甥の劉琮に継がせました」
( ̄ー ̄ )蔡瑁
「曹操おそるべし! ここは降伏した方がいいです」
( ̄ー ̄ )劉琮
「叔父上がそう言われるなら」
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「こうして、荊州の方は劉備の意見を聞かず、降伏することに決まりました」




