其の十 血の密書
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「曹操の無碍なるふるまいに、帝はストレスでいっぱい。どうしたものかと考えております」
( ̄ー ̄ )帝
「董卓がいなくなったと思ったら、今度は曹操。もう、どうしていいかサッパリ」
(。 ◕‿◕。)伏皇后
「じゃ、董承に血書を送って頼ってみましょ」
( ̄ー ̄ )帝
「そうしよう」
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「帝は自らの帯をはずして、それに血の密書を隠したのでした」
( ̄ー ̄ )帝
「董承今までの功績によって、これをとらす。中の血の密書をよく読むように」
( ̄ー ̄ )董承
「かしこまり。じゃ、メンバー集めから始めます」
( ̄ー ̄ )王子服
「じゃ、ボクも入ります」
( ̄ー ̄ )董承
「よろしく哀愁」
(´∀`)馬騰
「こんにちワん(パクリ)ボクもメンバーに入ります。西涼の太守だよ。よろしく苔石」
( ̄ー ̄ )董承
「……苔石?いいともさ。よろしくね。馬騰サン」
┏(o・v・o)┛
「王子服・馬騰の他に呉碩・呉子蘭・种輯などメンバーは続々集まって参りました」
( ̄ー ̄ )董承
「あとは誰がいいかな? 劉備なんてどうかな?」
( ̄ー ̄ )王子服
「だって、曹操の親友でしょ?」
( ̄ー ̄ )董承
「ところがどっこい。彼の家来の関羽がちょっとした曹操嫌い」
( ̄ー ̄ )王子服
「なるほろ、じゃ、そこら辺をおして、仲間にしちゃoh!」
( ̄ー ̄ )董承
「劉備さん、曹操を殺すメンバーになって」
( ̄∇ ̄ )劉備
「OK! でも、事は慎重にね」
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「劉備も謀反メンバーに入りましたが、曹操との交遊は継続。あるとき、曹操の屋敷にある東屋で飲んでると」
(`・ω・´) 曹操
「いきなりの雨だけど、こういう飲みもよくね?」
( ̄∇ ̄ )劉備
「いいね。風情があるね」
(`・ω・´) 曹操
「ところで、世の中にヒーローっていると思う? いや、雑談程度の話だけどサ」
( ̄∇ ̄ )劉備
「ヒーロー!? ヒーローねぇ? 袁紹とか、劉表とか、孫策とか?」
(`・ω・´) 曹操
「いやいや、どれもこれも、あきまへんじゃん」
( ̄∇ ̄ )劉備
「そうでっか?」
(`・ω・´) 曹操
「世の中に、ヒーローっつーのは……」
( ̄∇ ̄ )劉備
「ふむふむ」
(`・ω・´)9m 曹操
「余とキミだ!」
( ̄∇ ̄ )劉備
(…なんと! 曹操は、ボクを危険視してたのか! こりゃ、命が危ない!)
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「その時、暗雲より稲妻が一閃! 激しい雷鳴が轟きました」
( ̄∇ ̄ )劉備
「…ひゃぁ! 雷だ〜! 怖いよ! マーマー!」
(`・ω・´) 曹操
「え……? どゆこと?」
( ̄∇ ̄ )劉備
「……ボク! ビビリだから雷こわい! 帰りたい!」
(`・ω・´) 曹操
「え…?ま、マジで?」
(`・ω・´) 曹操
(なーんだ。見込み違い。劉備も大したことないのね……)
( ̄∇ ̄ )劉備
(……って思ってんだろうな……)




