其の一 桃園の誓い
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「むかーし、むかし、中国の楼桑里というところに劉備という少年がおりました。その地名の通り村には、大きい桑の木が立っておりました」
( ̄∇ ̄ )劉備
「大きいな〜。いつかこんな木のような笠のついた車に乗りたいなぁ。つまり皇帝の乗る天蓋車のことを言ってます」
( ̄ー ̄ )叔父
「滅多なこと口にするんじゃないよ。」
( ̄∇ ̄ )劉備
「わーい! エライ剣幕で怒られた!」
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「そんなことをしながらも劉備は見事な青年に成長しました。しかし、漢帝国末期はもうゴタゴタの連続。各地には張角率いる黄巾党が大流行しておりました」
(`┏Д┓´)張角
「漢もうマジ無理。わしら黄巾で世の中を良くしようと思います。ご清聴ありがとう」
( ̄ー ̄ )黄巾党
「張角さまバンザーイ!」
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「黄巾党が暴れ回る中、漢帝国は兵を募ったのでした。その募兵の立て札を見て泣きしおる青年! 彼こそが成長した劉備青年だったのです」
( ̄∇ ̄ )劉備
「えーんえんえん。えーんえんえん」
( ̄∇ ̄メ )張飛
「何を泣いているんだい? 筵売りの青年よ。もっと青春を謳歌したまえ」
( ̄∇ ̄ )劉備
「実は中山セーオーの末孫なんですが、国を憂いて泣いていたのであります」
( ̄∇ ̄メ )張飛
「ありゃりゃ!!」
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「それを聞いた張飛は急いで盟友の関羽の元に行きました」
( ̄∇ ̄メ )張飛
「やいやい関羽」
( ̄▲ ̄ )関羽
「どうしタンスか? テーブルか?」
( ̄∇ ̄メ )張飛
「中山セーオーの末孫を見つけたんです」
( ̄▲ ̄ )関羽
「なるほど。じゃ、その人を神輿にして担ぎましょう」
( ̄∇ ̄ )劉備
「よろすくーる水着」
( ̄ー ̄ )母
「それじゃ、キミら今日から兄弟になったら?」
( ̄∇ ̄ )( ̄▲ ̄ )( ̄∇ ̄メ )
「イエスアイドゥ!」
( ̄∇ ̄ )( ̄▲ ̄ )( ̄∇ ̄メ )
「我ら三人! 生まれし日! 時は違えども! 兄弟の契りを結ばん! かんぱーい!」
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「こうして、3人はパーティになったのでした!」
( ̄∇ ̄ )劉備
「それじゃ、お母さん、黄魔鬼畜を皆殺しにしてくるね!」
( ̄ー ̄ )母
「おだやかじゃない」
( ̄∇ ̄ )劉備
「ただいま! 全滅させてきたよ! そして、警察署長を首になった!」
( ̄ー ̄ )母
「おちついて」
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「劉備は、黄巾討伐の功績で、警察署長(県尉)になったのですが、皇帝の使者に乱暴を働いて、飛び出したのでした!」
( ̄ー ̄ )母
「あ、そういうことね。でも、ニートはダメだから出ておゆき」
( ̄∇ ̄ )劉備
「は~い」
( ̄∇ ̄ )劉備
「しょうがないから、流浪しよう」
( ̄▲ ̄ )( ̄∇ ̄メ )
「そうしましょ!」
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「いっぽうそのころ」
(・3・)何進
「僕は何進大将軍さまだよ。今の皇帝の伯父さ!」
( ̄ー ̄ )十常侍
「何進は目障りだから殺そうっと」
(・3・)何進
「うわぁやられた~」
( ̄ー ̄ )十常侍
「まあ大変! 何進将軍が! ま、私たちがやったんですがね」