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ギルド会場に行く前に

ギルド会場に真っ直ぐ行こうと思ったけど喉が乾いたので、喫茶店に入って珈琲を嗜んでいます。


『うんっ、美味しい!』

『これはなかなか・・・』


コーヒー豆の素材を活かしています。

砂糖が少ししか入ってないから苦いけど、珈琲らしい珈琲です。


これぞ正しくザ・コーヒーです。

・・・自分でも何を言っているか分からなくなりましたので、話を晒しましょう。


この村は何回来ても風景が綺麗で見飽きません。ほとんどの建物が白色のレンガで統一し、村の中に広い湖があって自然に溢れています。


パパと初めてこの村に来た時はそれはもう驚きました。


そんな事をふと考えながら妹と他愛のない話をし、珈琲を飲み終わってお会計を済ませました。


『美味しかったです! また来ます!』

『ありがとうね、お嬢ちゃん達。また来てね』

『また来る!』


女性店員に手を振って見送りをされ、お店を後にしました。後は寄り道をするのをやめましょう。


私達は今度こそギルド会場に入りました。



小さなギルド会場に入ると、受付の方がいました。他には誰も居ません。


ここのギルド会場の経営事情は大丈夫なのかな?パパが言うにはこの村にはほとんど冒険者がいなく、他の町から来た人がモンスター退治をした時に寄るくらいみたい。


いちよ依頼書が貼ってある掲示板もありますが、弱小モンスターの依頼しかないみたいです。


まぁ、それだから親の許可が下りたんだけどね。危険な依頼を受けれないのでそこが安心なんでしょう。


私は妹と掲示板を睨み、なんの依頼を受けるか相談しました。


『どうしよっか?』

『何を受けよう・・・』


依頼書に書いている内容は【ゴブリン退治】【スライムの討伐】【薬草取り】の3つしかありません。少ないよねうん。


話し合いをした結果、無難にゴブリン退治をする事にしました。

掲示板に貼ってある依頼書を破って取り、渋い受付の男性に申し込みました。


『ゴブリンの居場所はこの村の付近にある畑に出没している。 弱いモンスターだが気を付けろよ、可愛いお嬢ちゃん方』


『うん、心配してくれてありがとうおじさん! それでは行って来ます!!』


敬礼をしたら何故か笑われてしまいました。

何故でしょう? まぁ、それは気にしない方向でいきましょう。


『それじゃあ、ゴブリン退治に行こっか。フェル!』

『うん! 頑張る!』


私達は村を出て数十分歩き、畑がある場所に向かいました。

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