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寡黙なニコルと人間失格  作者: 或田いち
ちゃらんぽらんほど案外人脈が毛細血管
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呼ばれて飛び出ぬ青二才


軽トラックを運転する、一人の青二才。



荷台に載せた産物のほとんどが人から譲り受けたものであり、中にはお人好しの「弁護士」からどうしようもない「友人」への贈り物と言うものもあった。


フリーターの先輩と

弁護士の先輩を、知り合いに持っている。



まるでジャンルも、生き方も違う二人が高校時代から今なお関係を続かせ


まずなぜ結び付いて離れないのか

人間て不思議だよなあ


物理的に言うと磁石の電磁波とか音で言う周波数とか

そういうもので証明出来るのだろうか


弁護士がαでフリーターをβと仮定すると

それは………………



とか悶々と考えていたら



   ドゴッ




車体を、空き地の木柵に、

思いっきり突っ込ませてしまった。



「………やべ、とちった~」



彼の名を曰比谷(ひびや)

社会人2年目の24歳であるが



「おし、エスケープしよっと」



社会人としての自覚は

今なお養われていない。


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