第98話果ての力
誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです
真正面からの戦闘は絶対に勝てない
ジルが負けてたんだから、それ以上に弱い私は絶対に勝てない
だけども私はジルよりも一つだけ優れている点が存在する
それは
「破裂しろ!」
「!!」
武器の種類の多さだ
「大会が始まるまで暇だったんだよ」
「・・・・」
「だから兵器や武器を大量に作った。私が使える兵器をね」
「あなたは危険です」
「知ってる」
手投げ爆弾をポイっと神へと投げ渡す
爆発音が聞こえるが、明らかに火力は足りない
「危険だと思うなら止めな」
「畏怖せよ。恐怖せよ。神の御前で」
神は屋根の上で剣を生成した
「絶叫しろ」
「!!!」
肌が震える。恐怖は感じない。でも肌は震え、肌は逆立つ
「ッッツ!!!!」
声にも鳴らない声を勝手に挙げてしまう
身体が動かせない。微動だにしない
「懺悔し、首を晒せ」
「・・・・・」
身体が勝手に跪く
「懺悔は受け取った」
「・・・・」
(あ、、これ即死攻撃だ)
そう心の中で思った
「・・・何故死なない」
「・・・・・」
神が困惑している。焦っている?声色だ
「防げるアイテムは無いはずだぞ。創造主の世界の不具合か?」
「・・・」
神は何かをタッチ音が聞こえる。電子音だ
ジルが何かをしたのか?
「待て、、感情の檻だったか?固有スキルは確認していないな」
(私はいつまでこの体勢で待たされるんだ?)
神は運営側である
運営は神をロールプレイングしている
それは薄々感じていたが、ここまでガッツリとロールプレイングを捨てるとは
「・・・・なんで効かないんだ?」
(もう普通に素で喋ってるじゃん)
まだビーコンの音が鳴り続けている
ジルはまだ来ない。全然来ない
「懺悔し、首を晒せ」
「・・・」
「ここまでは効いてるな。懺悔は受け取った」
「・・・」
身体は動かせない。演技でもなんでもなく、動かせない
「???」
チラリと視線を動かし、神を見ると
神は首を傾げて、顎に手を当てていた
「母に連絡を、、この試合の解説は母だから。もう対策には動いて、ッッッ!!」
身体が動くようになった
「貴様!?いつの間に!!」
「「固有スキルは複数個持てる!!」」
ジルの声が二重に聞こえる
「なた!!手伝え!!」
「・・・了解!」
状況が読み込めない
「一旦ぶっ飛ばす!!!」
ジルが必死な形相で神を殴り、宣言通り、神は少し遠くへと吹き飛ばされる
あの表情は知っている
「本気で」
一度だけ見たことがある表情
「神を墜とす」
初めてジルと強敵と戦った時の表情
「神々の鎖」
ジルの舌がベロベロと動き、それと同時にジルの体から鎖が溢れ出し
「一緒にやるぞ」
いつの間にか投げていた明らかに貴重な素材に鎖が包み
「了解!!」
ジルへと吸収された
「アルティメットモード」
「究極完全体になったの?」
ジルの隣へと移動し、横に立つ
「今の俺は力の果てへと辿り着いてる」
「カッコいい!」
人の不幸を見るのも楽しいが、人が楽しんでる様子を見るのも楽しい
「果ての力で倒そうか」




