第96話偽る王
誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです
「勝ち確定」
藍川藍がそう断言する
「不意打ちで急に数を減らされて、レイドボスが暴れてる時に広範囲高威力のレインを撃たれたし、レイドボスの虫姫にはその類の攻撃は無効化なんだよね。種族特性的に」
「そうですか。ではもう勝ち目は無く。死神ジルが王になると」
「ならない」
藍川藍は続けて言葉を紡ぐ
「あの国には王がいないからな。いない王の玉座は奪えない」
「では、、失敗ということですか?」
「・・・・・・・・5種類ぐらい手段はある。だけど全てが難しいと思うが」
藍川藍がそう言った瞬間に、驚くべきことが起こった
「おいおい!ちょっと待てよ!!」
藍川藍が手元にある画面を掴む
「こんな方法が!ああ!確かに!それなら行ける!!」
「これは、、なんとも恐ろしいですね」
「王を偽り、神すらも欺く!!アア!生物が知恵を出しているのを感じる!!」
藍川藍は酷く高ぶっている
「しかし、あのスキルは神以外は取得出来ないから、ジルの種族は貪欲で強欲で怠惰な人間だな。だったらジルは3種族じゃないとあの身体能力とスキルの数は無いな」
「貪欲な人間ですか、、あの使えそうで使えないと言われ続けている種族ですね」
「身体能力がカスだからな。能力自体は強いからワンチャンあるかなーーぐらいだったしな」
「藍川さんがおしゃった3種族目はなんだと思います?」
「分からん。一切使ってない」
「そうですか。では3種族の特定は頼みますよ」
実況とは名ばかりのほぼ雑談だが、こんな滅茶苦茶な状況を実況する方が難しい
ーー
「ジル!?なにをしてるの!?」
「王になってる」
「バチバチに目の前の人が怒ってるよ!!??」
「怒ってる奴を殺せばいいだろ。神殺しの時間だよ」
ジルの目の前には、いつぞやに見た¨神¨がいる
「素晴らしき世界を偽る者よ」
「御託は結構。王を偽った俺をなぶりに来たんだろ。早くしろよ」
状況がいまいち飲み込めない。ジルの手が光ったと思ったら、ジルが王になった
で、その王を自分に移動するとか言ってた。意味が分からん
自分の王位を自分に移すって移動してないじゃん
「なた。俺は今から死ぬけど気にするな」
「・・・・・了解」
分からない。でもとりあえず返事はしておく
「神たる一撃」
「決蜜」
神の一撃がジルの体をすり抜ける
すり抜けた瞬間にジルが巨大化しながら神の背中に飛び乗った
「もう少しで準備が終わるからな!ジッと待っとけ!!」
「大変そう」
ジルを眺めながら、キモイ剣で動けなくった人の首を斬り落としていく
「ステータスが200倍ぐらいに跳ね上がってる。でもスクロール一個で覆されるんだよなぁ、、」
鉈にへばりついた赤い液体を綺麗にしながら、ジルの戦いを眺める




