第89話敗北は学びを生み、成長を促す
誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです
「敗北は学びを生み。成長を促す」
「グ、グゥゥ!!」
「だからよく学べ。自分に負けたことは気にせずに」
私の声、私の体、私のスキル、私の戦い方
全てを模倣され、私の上を行かれた
「見本は知ってるだろう。今見せた」
「か、回復」
「回復は出来ないぞ。封殺したからな。これは俺のスキルだからお前は真似できない」
「・・・・」
「止めは刺さないから安心しろ。俺は止めを刺さない」
雨音がうるさい。地面が冷たい
「じゃあな。また次に会う時まで」
私の体が街の奥へと進んで行く
「だ、大丈夫?」
「ごめん」
「大丈夫だよ。勝つ気はあんまり無かったから」
「なら、、大丈夫かな?」
悔しい。これが世界大会だったら涙が出てた
そのレベルで悔しい。私の上位互換だった
「次は勝つ!!」
そう宣言したと同時に、グシャグシャ!!っと雨音を踏む音が聞こえる
「髪が濡れて体が重くなっちゃいますね」
「ヒ!」
刃物が躊躇なく顔に目掛けて投げられた
「ありゃ?避けた?まだギリギリ動けるんですね」
「誰だ!敵!?」
「攻撃してきてるんだから敵ですよ」
白い髪の少女が!!
ーーーーーーーーー
「狂気姫」
「・・・・」
「ジルが来たぞ」
「ジル?ジル?」
狂気姫と呼ばれた者が急に現れた女性に近づいて行く
「田中さんこれは休憩タイミング」
「あの者は鏡花じゃな?」
「まだ狂気の中に居続けてくれるか?」
「・・・・・」
「ふぅーーー、どうします?」
「ふむ、、、逃げじゃな。敵が2体に増えておる」
「逃げるな爺」
狂気姫が女性が持っている石?に吸い込まれる
「棺桶は用意出来ないから瀕死で生かしておくから、逃げるな」
女性が目の前に瞬間移動かと思う程のスピードで現れた
「一景!」
咄嗟に拳を突き出し、女性を弾き飛ばす
ダメージは無さそうに見える
「反応速いな爺。プロ枠か?」
「老いぼれだからと言って侮るなかれ」
「・・・弾幕で足焼くか」
女性が指を鳴らす。瞬時に横へと走る
「ナイフの消費量が多いからあんまり使いたくないんだがな」
「これは!中々の!」
ナイフがワシ目掛けて撃ち続けられる
「田中さん。こっちです」
いつの間にかに建物屋根に乗ったムムムの元へと走る
「・・・狂気姫!あいつらやってこい!!」
ナイフを放ちながら、女性は大きく肩を振るいながら石をワシの方へと投げた
「ギャアア!!」
「なぬ!?」
狂気姫と呼ばれる美女の背にナイフが何十本も刺さり絶叫を上げる
「・・・」
女性はそれを見て、表情を一切変えずにワシに対してナイフを放ち続ける
「お前のせいか?」
「あちゃーー、、、また連撃ウーマンと戦うことに」
狂気姫がワシを蹴る
「ぬぅ!相も変らぬ神速!!」
「天撃」
「オールデリート」
狂気姫の拳とワシの拳で滑らせ、拳を撃ち流す
ムムムの強力なデバフが無ければ受け流すことも不可能じゃった
「デバフか、、、じゃあ俺はバフしてやる。アクセラレータ!」
「天をも穿つ。狂気の一撃」
「!!」
何発の拳が叩き込まれたのか認識ができぬ
それほどまでに強力で、速すぎる打撃
「起きて田中さん。まだ天使に会うのは速いよ」
「ぬぅ!」
体が起き上がる。ワシじゃない誰かに体を酷使されておる
「マリオネットか。てか爺死んでるやんけ、狂気姫!やりすぎだろ!!」
「・・・誰じゃお主?」
「狂気に包まれ過ぎだ!お前を縛ってる奴の姿を忘れるなよ!!」
女性の姿が溶け、男が現れる
「はぁ、、二人でなんとか生き残らせればいいが」
男の姿が狂気姫へと変貌する
「ドッペルゲンガー、、、だと!」




