第75話本当に不味いことをした
誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです
なたはウサギのフードを深く被り、ギルデちゃんの後ろへと隠れる
そして、ジルが音も無く地面に着地する
「久しぶりだな。なた」
本当にジルかは分からないけど、声はジルだ
「ギルデちゃん!私を守って!!」
「分かってますよ。その為に来たので」
ギルデちゃんが剣を抜くが、一切剣は光らない
「今日の俺は聖職者の気分だ」
「・・・なた。負けますこのままだと」
「ま、まあ他に人もいるから。速攻攻撃してきてないからまだ余裕あるし」
「・・・・」
仮面の連中は微動だにしない
死体みたいに
「え!?まさか仮面の人達死んだ!?」
「生きている、、、驚いてるんだ」
仮面の男が言葉を発する
「まさか宿命の相手にここで会えるとは!!」
「仮面じゃん。うーーーーん、、、今会うのは微妙じゃない?」
ジルの体が動き
「お前らにとって」
仮面の男をナチュラルに殴った
「グ!」
「首一つで引け。お前の首一つで、お前らが引け」
仮面の男はジルに首根っこを掴まれて持ち上げられる
「ひぇーー」
「なた。逃げたらお前がこうなる」
「・・・はぁ、、」
逃げようと後ろへと向けていた足を、前へと向ける
「息は出来るけど言葉は出ないだろ」
「・・・・」
「意識もハッキリしてるだろうから言おう。俺は絶好調なんだ」
「・・・」
ジルの体が段々と大きくなる
「覚醒の書を入手したんだよ。大量にな」
「!?」
「!!!!」
ジルの体が3倍以上に巨大になる
「引け。さすればこいつの首だけ無くなるだろう」
ジルがそう言った瞬間
「すまん!全員撤退!!これには勝てない!!!」
仮面の女が撤退命令を出す
すると続々と仮面を付けた人達が転移石を使う
そして最後は仮面の男、たった一人になった
「じゃ。死んでくれ」
「!」
仮面の男の首が曲がってはいけない方向に曲がり、光となる
「ふぅ。戦わなくて良かったわ」
「、、、」
ギルデちゃんが剣を持ったまま、ジルに向き合っているが
その剣は震えている
「ギルデ。俺はなたを傷つけるつもりは無い」
ジルがしぼみながら、宣言した
「え?」
「椅子でも用意するか。座って喋るぞ」
ジルが言ってることが理解出来なくて、混乱している間に椅子に座らされる
「このゲーム世界では、、兵器などは基本的に作れない」
「え?」
「どんなにレシピが正しくても、既存のレシピでは絶対に作れない」
「え?エ?」
「だから爆弾などの兵器は誰も作らなかった。作れなかった、、はずなんだけどなぁ」
ジルが私を見つめる
ア、、原因私だっと実感する
「まさか札とかのゲーム世界の奴を混ぜただけ作れるとは」
「・・・」
「俺も驚いたし、開発者も驚くよ。ほぼバグみたいな仕様を発見したんだがらな」
「規制される?」
「されない。システム上、というか理念的に出来ない」
「・・・草爆弾作ったの「相当不味い」
ジルが私の言葉を遮る
「本当に不味い。あれぐらいデカい兵器を作れるって事実が不味い」
「世界滅んじゃう?」
「滅ばない。これ言ったらあれだけど、、、神が介入してきて全部修復されて終わる」
「神、、運営のことですか。運営が介入してくるって相当ですね」
ギルデちゃんが会話に入ってくる
「介入しないと明言している運営が入ってくるレベルで不味い」
「ど、どうしよう」
「どうにもしない。もうこの際計画を前に無理矢理進める」
「マジ?」
「・・・計画ってなんですか?」
ギルデちゃんは分からない様子だ
それはそのはず、この計画はジルと私だけしか知らない計画だ
「国落としと行こう」




