第73話私、爆弾を作れるんです
誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです
「おい!なんでいるの!?」
「知りませんよ!!」
「てかなんで居場所がバレた!?転移石だとしても速すぎるでしょ!!」
「分かりませんって!どうします!?他プレイヤーでも巻き込みます!?」
「・・・・」
3秒間、思考する。走りながらの思考は思考しにくいが
そこは頑張る
「よし。整った」
なたはズザーっと音を立てながら、後ろへと振り向く
「3秒間時間を稼いで」
「急ですね!?」
なたは前に手を突き出すと、青い光が手を包んだ
「デカめのアイテムを出そうとしてますね」
「よく分かったね」
「抜刀。納刀。蛇が出る」
詠唱か、詠唱じゃないか分からない短さの言葉をギルデちゃんが発した瞬間
パリィン!!!
音を立てながらバリアが粉々に砕け散った
「はぁ!?なんでバリアあるの!?」
「さっきコッソリ張ったバリアが!?」
蒼が貼ったと思わしきバリアが砕け散った時に
ドン!っと音を立てながら
巨大な四角の箱が出てきた。冷蔵庫と同等の大きさだ
「なんですか?それは」
「爆弾。街一個消し飛ぶ威力の」
「・・・・」
こちらへと歩みを進めていたギルデちゃんの足が停止する
まあ怖いだろうね。ハッタリの可能性もあるけど
本当だったらどうするのか、被害が大きすぎるで警戒してるんだろうね
ハッタリじゃないんだけどねぇ!!
「私は現実世界で科学兵器である。葉爆弾を作ったことがある」
「・・・犯罪ですよ」
「安心して。これよりも圧倒的に小さい拳ぐらいの奴を研究で作っただけだから」
「葉爆弾の威力を知ってますよね?私の実家はそれで消し飛びましたよ」
「あれ?最近落ちたことって、、、、、アア!対策不能のあれか!」
周りの人達がざわざわと騒がしくなる
葉爆弾、それはたった一人の科学者によって作られた前代未聞の兵器
生物を死滅させることは一切無いが、建物に甚大なる被害をもたらす
とんでもない兵器。これにより戦争で人は死ににくくなったが
物資が異常なまでに枯渇するという事態が起こり
大飢饉や物資不足で家が建てれないなど、非常に悲しい事件が多数起きた
今では国以外の使用、製造は厳しく規制されている
国が使用する場合も、何年も検討に検討重ねて使用される程だ
その爆弾が今、私の目の前にある
「いいのか!?私はこれを爆発させるぞ!」
「どこで材料を手に入れたんですか?」
「材料?そんなものは魔法でどうにかなる。起爆の札とかその他色々で作れるぞ」
「・・・・」
ギルデちゃん、蛇腹剣を捨てたと思うと
銀白の剣を取り出した
「なた。あなたのことを捕縛するつもりでしたが、」
「・・・」
「あなたがここまでの犯罪者だとは思いませんでした」
銀白の剣が輝きだす
「あなたを処刑します。さようならです」
「悲しそうな顔をしながら私を斬ってくれない?その方が気分がいい」
戦闘が始まる
っと思われたがたった一人の介入者によってそれは打ち砕かれた
「ふむふむ。ポーション娘よ。これどうやって起動するんだ?」
「え?誰?」
突然横から入って来た男が葉爆弾をバシバシ叩く
「バカバカ!!爆発したらどうするんだ!!」
「大丈夫じゃろ。この大きさの物体が叩かれた程度では爆発する訳無い」
「万が一って言うのがあるでしょ!ギルデちゃん!こいつ捕まえてくれ!!」
危険知らずのバカのせいで、戦闘は始まらなかった
そして蒼がいつの間にか消えていた




