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第71話二人は卑怯だと思います

誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです

「許して~」

「・・・」

なたはギルデちゃんと向き合っている

両者とも一切距離を縮めない


「まだこの地域では何もしてないじゃん。管轄外でしょ」

「執行官に管轄の概念はありません。犯罪者を捕まえるだけです」

「近づいてこないの?」

「・・・・」

ギルデちゃんは沈黙する

目線は動き続けている。上、下、左、右

不意打ちを警戒しているのが目線でバレバレだ


「・・・」

なたが距離を近づけると

「・・・」

ギルデちゃんは距離を離す

「・・・・・」

なたが走る

ギルデちゃんは走って逃げる


「待て!」

「待ちません!」

傍から見たら鬼ごっこで遊んでいる子供だ

なたの身長的にも


「青髪!」

「白髪!」

「銀髪!」

「それはあなたです!」

逃げるギルデ、追うなた

両者共に何をしてるのか、意味が分かっていない

勢いで何かをしている


「審判!」

「急なバフ!」

「白銀の剣よ、罪人を粛清せよ!」

「!!」

ギルデちゃんの髪が一瞬だけ銀髪になったと思うと

白い斬撃が私を斬った


「いったぁ!!」

衝撃はほとんど無かった。だけどダメージが相当高い

右足を地面に付け、左足を浮かしながら、【跳躍】を発動する

「空中!?」

「跳躍!」

再度空中で【跳躍】を発動し、人の家の屋根に足を付ける


何時間戦う気だ?ギルデちゃんは

仕事の地盤を作りたいのに、執行官が横にいたら地盤作れねぇよ

てか、蒼はどこ行った?あいつ逃げたか?

ギルデちゃんのリスポーン位置はこの街の教会だろうし、復帰も速い

1時間以内に10回は倒せないからログアウトもさせれない


なたは思考する

敵を除外する方法を


「ギルデ!!」

「!」

なたがギルデを呼び捨てで呼ぶ

それを聞き、驚いた様子の表情のギルデ


「一時休戦しない!?これ不毛だよ!」

「・・・」

少しの間、ギルデちゃんは沈黙する

「出来ない」

ギルデちゃんはハッキリと、言い放った


「ぬぅ!長い夜にな、、!!!」

ガキィン!!

「罪状、プレイヤー殺人、器物損害、業務妨害、執行官妨害」

「先輩」

「なんだ?」

「それ、ギルデさんの獲物ですが」

「あいつが悪い。長く戦い過ぎだ」

ギルデちゃんと同じ服装と言動から察するに

彼らは執行官だ


「2発目は防げないよ」

「そうか。じゃあ、首寄越せ。犯罪者」

「それは出来ない」

煙玉を地面に投げつけた


はずだったのだが

「罪人なたは爆発物と多種多様なポーション、そして煙玉などを駆使してきます」

「はぁ!?煙玉盗まれたんだけど!」

女性の右手には投げたはずの煙玉が握られていた

「そこまでの情報を珀が知ってるのに、指名手配されてないのが不思議だな」

「彼女は要注意人物ですから」


「クソォ!!」

煙玉を上に数個、横に数個、下に一個投げたが

「全て防ぎます。早く制圧して下さい」

「分かっとる!!」

珀と呼ばれる女性に全て防がれる

そして男の猛攻の頑張って回避する


「ッチ、相当素早いな。大剣じゃあ分が悪い」

男は大剣を仕舞うと、レイピアを右手に握った

「!!」

「ほぅ、、これも避けるか」

真っすぐ、ただただ速い真っすぐの突き


「、、、ヤッバ」

それだけなのになたが冷や汗をかく程に、凄まじい攻撃だった

「ギルデさんが手こずる理由が分かりますね。この性能の罪人は珍しい」

「そうだな!!!」

「ヒィ!」

本当に頑張って避ける。顔スレスレに何度もレイピアが通る

髪の毛は絶対に掠ってる

そう思う程にギリギリに避けている


「助けてヒーロー!!」

「ヒーローはこっち側に付くだろ」

後ろへと走りながら、攻撃を避け続ける

だけど、それにも限界が来る


「!!」

「まずは一発」

左肩ににレイピアが刺さった

光がそこから溢れ始める


「威力ヤバいって!?バランスブレイカーだろ!!」

「・・・罪人なたは相当柔らかいですね。体力が半分減ってます」

「スピードも落ちたな、疾走持ちか」

「ヒィ!」

負けまでは後数歩だ

何も無ければ

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