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第69話執行官の彼女

誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです

「ふぅーーーーー」

「やりすぎじゃないですか?」

「・・・・やりすぎちゃった」

予定では2から5人程に土地を売りつけるつもりだった


「何人に売り付けたっけ?」

「30人ですね」

「売りすぎィ!!」

1日で30人って!売りすぎだろ!!商売上手!凄すぎる私!!


「まあ1日で売りつけて良かったわ。情報が共有される前に」

「逃げますか」

「新拠点の場所は決まってるからね。そこに行こうか」

「??、住む土地決めてたんですか?」

「うん。この拠点作った時から決めてたよ」

「・・・・」

「次の拠点は神聖国家の近くだよ」

蒼を横目に荷造りを開始する


「土地を紹介したのも計画してました?」

「思い付きだよ」

「・・・犯罪の才能がありますね」

「ゲームの世界だからだよ。リアルだったら金の重みであんな即決で払わない」

命よりも金が重いって思ってる人もいるぐらいだからね


「さーて移動しようか」

ーーーーーーーーーーーー

「・・・・」

「なた?扉を叩かれていますよ」

神聖国家だから、、一瞬いるかもって頭に過ったよ

「なた!?ドンドン力強くなってます!」

引っ越して3秒で来るって、居場所把握されてるよ

戦って勝てるか?そもそも戦闘になるか?

いや絶対に戦闘になる。だって彼女は


バキバキ!!

「久しぶりですね。なた」

「久しぶり、、ギルデちゃん」

正義の味方で執行官のギルデちゃんが現れた


「もう300レベルになったの?速いね」

「あなた達のおかげですよ。この大陸にいる犯罪者達が初心者大陸に来まして」

「ア、そうなの。それじゃあ私は」

「チェーンナップ」

ギルデちゃんの右手には、蛇腹剣が握られている


「聖剣は捨てたの?」

「何を言ってるんですか?私が持つ物全てが聖剣ですよ」

ギルデちゃんの蛇腹剣が、光を持つ

そして光り輝き始める


「罪状、プレイヤー連続殺人」

「蒼!離れてて!!」

「は、はい!」

「判決、ギルティ!」

「!!」

「死刑執行!!」

光り輝く蛇腹剣が、床を抉りながら、私に向かって斬りつけられる


「ふぬぅ!!」

「・・・」

死ぬ気で蛇腹剣を短剣で弾く。相当キツイ

2度は返せない


「なた。あなた相当弱くなってますね」

「レベル差じゃない?私この大陸に来てから魔物一切狩ってないし」

「あなた。奇襲ばっかで戦ってるでしょう」

「ウ!」

たった一発の攻撃だけで、最近の戦い方を見抜かれる


「対面戦闘が圧倒的に弱くなってます。前のあなたなら、もう私の視界から消えてますよ」

「うるさいよ!!」

煙玉を地面に叩き付ける。煙がモクモクと建物内に立ち込める

「あなたを仕留めに来たのに、対策してないとお思いですか?」

「マジ!それ!?」

ギルデちゃんが起こした行動は単純明快


「風神よ」

「必殺技じゃないのそれ!?最後の最後で出す奴でしょ!!」

ギルデちゃんの周りに強風が吹き始める

踏ん張っていないと吹き飛ばされそうな程の強風

煙は全て押し流される


「風を纏いし、剣が、罪人を切り裂く」

「・・・・」

考えろー考えろー生き残る方法を考えろー

爆弾は無理。強風でこっちに帰ってくる

煙玉も消える。跳躍で逃げるのも、、ダメそうだ

多分あの技は飛ぶ。斬撃が


「ギルデちゃん!!!」

「全なら風が」

「好き!!」

「・・・」

ギルデちゃんの詠唱が一瞬だけ止まる

その瞬間、前へと【跳躍】を発動する


「新スキルで斬ってあげよう」

「!!」

目の前で短剣持ってたら、ガードするよね

知ってる


「斬り抜け」

「!」

ギルデちゃんの背後に私が出現したと同時に

「おら!動くな!!」

「この!卑怯ですよ!!新スキル一切使ってないじゃないですか!!」

「魔物倒してないから状況が未達成で使えないんだよ!!」

思いっきり体重をかけて、ギルデちゃんを押し潰す

力が弱いのは相変わらずだ


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