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第59話釣り釣り

誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです

「ジル、全然釣れて無いじゃん!!坊主じゃん!!ハハハハ!!」

「いや、お前が釣れすぎなんだろ。まだ十分しか経ってないぞ」

バケツの中には数十匹の色とりどりの、海魚がいる


「いやーー!自分の才能が恐ろしいね!」

「なんでなたはそんなに釣り上手いんだ?」

「ま、、、あ、才能かな?」

「うざ」

ジルが私の名前呼ぶ条件が分からないな。なたって呼ぶ時もあるけど

大体お前呼びだしな


「というかお前って釣り、初めて?」

「初めてじゃないよ」

お前呼びになった

「この時代に釣りって珍しいな」

「まあ、ご飯が無かったからね。自給自足よ」

ジルが体を起こす。寝ながら釣ったんだ。前しか見て無かったら気づかんなかった


「え?なたの家って、、貧乏?」

「貧乏じゃないですよ。私が実験の為に色々してたら、所持金が20円になりまして」

「10円ガムしか買えない」

今、ジルの機嫌が頗る良さそうだ。言葉が強くない!

なんだろう、普通のことなのに嬉しい!


「俺、金に困ったことないから分からねぇや。なたの気持ち」

「ジルって金持ちなんですか?」

「世界トップレベルの金持ち」

「・・・・ジルって婚約者とかっています?」

「いないけど?」

ジルの真横にいるけど、もっと近づく


「どう?私とか?」

「・・・明らかな金目当て」

ジルが距離を取ってくるからまた近づこうとする

するとジルが立ち上がって、走り出す

私はそれを追いかける


「なんで鬼ごっこしてるんだよ!?」

「ジルが逃げるからでしょ!」

「欺瞞で偽善で疑い続けろ!」

ジルの数が増える。5人ジルだ

でも場所はすぐに分かる


「殺人鬼の本能!」

分身には戦闘能力が無いだろ!!

赤く光る人物を探そうとするが、、発動した瞬間、私の視界は真っ赤に染まった

「!?」

脳が混乱しそうになるが、冷静に考える


何故真っ赤に!?ジルのスキル!?いや違う!これ力差がありすぎて!

ジル!スクロール使ってんな!!

「ズルだろ!ジル!」

「そうか?」

背後から声が聞こえた


「ぬぅうう!!」

「面倒だから、括り付けてやる」

ジルが私の体に縄を括り付ける。一応手と腕と頭から上は動く

下半身は一切動かせない。どういう括り方だ?


「じゃ、釣りに戻るぞ。暇で死にそうだ」

「結婚は?」

「・・・しないよ。リアルで会ったこと無いやつに求婚する奴の気が知れないな」

「えぇ、、私の容姿ほぼ変わらないよ。背が低いだけ」

「俺が本当に金持ちか分かってないだろ。冗談で言った可能性も考えな」

「ぬぅ」

ジルに運ばれ、さっきまで釣りをしていた場所へ連れて行かれる

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