第48話着いて来い
誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです
「この量のクエストをクリアするの?」
「そう。お前の仲間と俺で一緒にやらない?」
「やる」
カフェの一席の机、そこに置かれた紙束が非常に多い
「即決だな。仲間に何か聞かないのか?」
「着いてこないなら捨てる」
「そうか。まあ一応言っておけ。利益だけで考えたらダメだぞ。形だけでも相談しておけ」
「それで、、なんで私とクエストやりたいの?」
クエストを軽く見た感じ、ジル一人でもクリア出来そうな奴が多いけどな
「クエストって繋がってる奴もあれば、それだけで終わる奴もある」
「・・・」
「俺はそれを見つけるセンスがない。クリア条件だけをクリアしようとするんだよ」
「私そういうの得意そう。やったことないけど」
「お前はトラブルを起こすが、それもプラス変えるからな」
ジルが私に期待しすぎてる!!今無表情を作ってるけど、気を抜いたらニヤニヤしちゃう!
「じゃ、行くか」
「ジル!このバカ共どうする!?」
カフェの周りには、数十人のプレイヤーが地に伏せている
「俺を狙ってきた奴だろ?そこらへんに吊っとけ」
「りょうかーい」
筋骨隆々のムキムキの赤髪の男が、手際よく人を建物とか街灯に吊るしている
化け猫の時もいたけど、自己紹介をされてないから誰か一切分からない
「何故あたなは狙われてるんです?」
「配信者を轢いた。それから信者達に狙われてる」
「・・・・」
疑いの目を向けるギルデちゃん
「ギルデ、ちょっとこっちに来い」
「なんですか?」
不機嫌そうにしながらも近づいて行く。ギルデちゃんはバカかも知れない
「フン!」
「ガ!」
ジルにお腹を蹴られ、膝を付くギルデちゃん。ここまでは予想できた
「自分で言うのもなんだが、、俺は気性が荒い」
「・・・」
「火種を作りやすい体質でもある。これで理解できたか?」
「よく、、理解出来ましたよ」
「ジル、剣を抜いたらゲームオーバーになっちゃうよ」
ジルに近づき、引っ張り、ジルとの距離を開ける
「他の人が怖がって一切近寄ってきませんね。騎士も怯えてこないですよ」
「よくあるよくある。嬢ちゃんもこの場面見たら近寄りたくないでしょ」
「まあ、そうですが」
「嬢ちゃんは魔法使いか?」
「そうですよ」
「ちょっと手伝ってくれない?こいつらを吊るすのを」
「いいですよ」
ラナンちゃんと謎のムキムキ男が仲良くなっている
あれが陽キャって奴か
「行くぞ。いつまで吊るしてんだ」
「数が多い」
「5秒で終わるだろ。こんなの」
倒れているプレイヤーが全員浮く。そして建物に置かれ始める
「念力ですか、、、しかしここまでの強さは凄いですね」
「今日の俺は魔法使いだからな。余裕よ」
あれ?
「終わり。じゃ、行くぞ」
「どこにですか?」
ジルの職業って聖騎士だったよね
「アルカ街」
「?、あそこには特にあなたが好みそうな物は無いはずですが」
「着いてくれば分かるよ」
なんで職業が変わってるんだ?




