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第4話知ってるかい?レタスとキャベツって似てるんだぜ

誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです

「ウゥーーン!」

体を大きく伸ばす。筋肉が伸ばされて気持ちがいい

「朝ごはんは何を食べようかなぁーー」

ベットから起き上がり、キッチンへ行こうとすると

「いで!」

フルダイブする為に機械に足を強打する


「ぐおおお、、」

痛みに悶えながらも、キッチンへと行き、冷蔵庫を開ける

「レタスしかない!」

冷蔵庫の中身はレタス単体

それと塩


「極貧生活すぎる、、、買いに行くのも面倒」

フライパンを取り出し、レタスを切り

レタスを塩と一緒に炒めて、皿に乗っけた

「・・・あんま美味しくないな」

レタスをもしゃもしゃと食べながら、スマホで最果ての情報を調べる

調べるのは換金、ゲーム内のゴールドをリアルマネーに変える方法だ



「ふぅ、、やりましょうか」

フルダイブ装置に入り、電源を入れる

「職業選んだ後に速攻ログアウトしたから、初期スポーン位置が分からなんだよな」

そんな独り言を言いながら、ゲームを起動する


「・・・くっっら!夜!?」

「おい!新人が来たぞ!」

「初心者来ました!?」

男の人の声が二人分聞こえる

結構近くにいるみたいだ


「新人!そのまま真っすぐ歩いて来い!それで出口にたどり着ける!」

「わ、分かりました!」

理解していないまま、前へと進む

少しずつ灯りが見えてくる

太陽光だ


「洞窟だったんだ」

洞窟と思わしき所をから出ると、視界一面に緑が生い茂っていた

「そうだ。じゃ、金を貰うぞ」

「え?」

真横から声が聞こえたと思うと

「ガ!!」

胴体に鈍い衝撃が走った


「うおおう!!」

冷静に状況を考える

幸いこのゲームに痛みは無い

痛みで思考は鈍らない


「PKか!初心者限定の!」

「お、まだ生きてるのか。いい職業だな!!」

男の身長は平均的、肌の色も普通、緑色とかではない

種族は恐らく人間。ハーフかは分からない

武器はハンマー。相当デカい


「じゃあな!犯罪者共!!」

後ろに振り向き猛ダッシュで逃げる

非力な私じゃ真正面から戦えない


「おいおい!逃がすかよ!」

「もう一人!?ちょっとズルいですよ!」

「ずるくて結構!俺達犯罪者だぞ!」

「女子を襲うなんて!小学校で倫理をやり直した方がいいですよ!」

「女なんて関係ないだろ!人は性別問わず襲わない方がいい!」

背後からハンマーが振り下ろされる


間一髪の所で回避は出来たが、、

「2対1は無理だよ!!助けて誰か!!」

「こんな所に来る奴なんている訳無いだろ!ここは初心者しか居なねぇよ!」

「豪!俺達以外の奴が近づいて来てる!」

「なに?こいつのリア友か?」

草木をかき分ける音が聞こえる


「あ˝?」

草木をかき分けて男が出て来た

「お前!こっちに来るな!俺はこいつをPKするだけだ!」

「・・・」

男は静かに物音一つ立てずに来た道を戻っていった

「ちょ!ちょ!逃げないで下さい!!ヘルプ!ヘルプミー!!」

一か八かで男の方に走っていく

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