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お買い物した。

「よし、到着!」


金曜日


俺はダンジョンに行く前に、ダンジョン近くの武器屋に来ていた。


人生初の武器屋だが、その内装は思っていいた『武器屋』とは違い、普通のショッピングモールのような見た目だった。

古代文学(21世紀ライトノベル)が好きな俺としては、異世界ファンタジー的なものを期待していたのだが、残念ながらその期待は裏切られたようだ。


いくつかリストアップしていた武器を物色し、どれを買おうか悩んでいるところだ。


「両手剣でスライムはな…」

「短剣は赤色スライムを倒せないから」

「片手剣はオーソドックすぎてロマンがない」

「ナックルおもすぎじゃない?こんなのつけて腕動かせないよ」

「弓は…金かかる。パス」

「銃は弓より金がかかる」


そんな感じでリストアップした武器に無理やり難癖をつけて、買うものを絞っていく。

ほしいと思うものを選ぶより、こういった絶対買う場面ではいらないものを除外するほうがいい、どっかの本に書いてあった。


で、結果残ったのが、ロッドとレイピアだ。

マジックマグナムっていうMPを消費して弾丸を飛ばす武器もあったが、普通に高すぎたのと、『MP成長しねぇわ』って諦めたので、この2つになった。


まず、レイピアの悪いところから、レイピアは小回りが効かない。

細すぎて心もとない。そもそも『突き』という行為を俺自身することが無いので、うまく立ち回れるのかわからない。

素材が予算的にダンジョン鉄なので、スライムとの戦闘で劣化が早まる。


いや、もうコレ決まったようなものでしょ。


「すみませんコレください。」


レジにロッドと、グローブ(黒)を置いて財布を漁る。


「会計は8万2800円です。」


「これでお願いします」


「9万円いただきます。7200円のお釣りです。ありがとうございました。」


ふう、疲れた。





俺は刀が仕込んであるロッドと、豆ができたら嫌なので買った、グローブを持ちダンジョンの中に入っていった。

家とダンジョンと、学校の最寄り駅の位置が


家  ダンジョン  学校


となっているので、ダンジョンには学校帰りに直接寄ってきている。

学校の荷物は24時間営業の契約型のコインロッカーを1年契約したので、そこに収めている。


武器で買ったロッドは、メッチャ硬く耐性温度が900度のプラスチック性のロッドだ。

プラスチックが由来なので、かなな一個分+α程度の重さしかなく、軽く筋トレをした程度の実力の俺でも使えるほどに軽い。


「いざいかんスライム祭りへ!」


スライムの殺戮が決まった。

本日3話目

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