男女が二人で買い物に行くのはデートというらしい
男女が二人で買い物に行くのはデートというらしい。
確かに男女2人それも同年代が一緒に買い物に行くのはデートだ。ティファノールと俺とでは年齢差がやばいが、それはまあ置いておいて。
男女が2人で買い物に行くのは基本デートという。
そう、例えティファノールが目の前で10人前の肉を食っていてもそれはデートになるのだ。
今デートしていることに気づいた俺が言ってもなんの意味も持たないが。
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30分ほど前。
「ここが焼き肉食べ放題か!すごいいい匂いがする。のじゃ」
もはや取ってつかたようにしか『のじゃ』をつけないティファノールに呆れつつ、俺は予約していた旨を店員さんに告げ、ティファノールを連れて席に座りに行く。
「時間は90分になっております。10分前がラストオーダーとなっておりますので、それ以降は注文できません。」
店員にそう告げられ、焼き肉食べ放題がスタートした。
「春馬!とりあえず一番おいしそうなやつ選んでくれ!」
「分かった」
とりあえず美味しそうな肉を適当に5皿ほどポチポチした。
「お待たせいたしました。」
しばらくして頼んだお肉が到着した。
「までできてないの?」
「…当たり前だろ。」
まだ焼いてすらいないぞ。
せっかちだな。そう思いながら、せっせと肉を並べていく。
「もう食べていい?」
「まだ、焼けてないぞ。」
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「おいし~い」
「ご好評で何より。俺も食べたいんだが。」
「何言ってるの?春馬、無いものは食べれないんだよ?」
「それくらい知ってる。お前が片っ端から食うからだろ。」
「だって美味しいんだもん。」
もんっ、じゃねえよもんじゃ。
焼けたのを俺の取皿に置いておいたら、気がついたらティファノールに食われている。
俺もさっさと肉を食いたいのに。
俺はもう5皿追加で注文した。
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「なんで食べれないんだ…」
また注文した肉をすべて食べられた。
さっき焼いたときにどのくらいで食べれるのか分かったのか、今回は俺が食べようとする前に全部取られた。
「春馬、そんなんじゃいつまでたっても食べれないぞ」
「お前が食べさしてくれたらそれで済む話だろ。」
「ちっちゃくせによくそんなに入るな」
「ちっちゃいは余計じゃ」
その後、一番最後の肉を一切れだけ温情で食べさしてもらった。
今度からこいつとこういう店行かない。そう決心した
みんなこんばんわ〜
明日はやすみだぜべいべい〜
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うるさいので今回は黙っておきます。
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