ロリババア3
「魔錬成星石の買取と、テイムモンスターの登録お願いします。」
「わかりました。こちらの番号が呼ばれましたら受付に来てください。」
「わかりました。」
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「会計は…200万円です。こちら200万円です確認してください。」
「そんなに…確認します。」
「そしてこちらが、従魔証です。受取ください。」
「あ、ありがとうございます。」
魔錬成星石メッチャ高いじゃん。
俺はそのお金を受け取り、ダンジョンを後にした。
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俺たちは電車に乗って、家に帰宅していた。
「なんで俺、何事もないようにやってんだろ。」
「あっ」
「おい、なんか心当たりでもあるのか?顔をそらしているが、」
「トクニナニモ」
「声が小さくて聞こえないぞ、もっとはっきり言ってくれ。」
「ナニモヤッテナイヨ?」
何度も聞くが、ティファノールにはぐらかされる。
はぐらかすと言うより、ごまかそうとしているほうが正しいかな。
「で、お前は何をしたんだ。怒らないから正直に言ってみろ。」
「怒らない?」
「うん」
「えっと、親和ってスキルを使いました。」
「効果は?」
「何十年も一緒にいた親友くらいの雰囲気になれる。」
それで流されていたのか。
全く違和感を感じなかったから、おかしいとは思っていたのだが、スキルを使われていただなんて。
「言い訳はあるか?」
「お肉を食べたいな」
「…」
とりあえず無言で頭を叩いておいた。
そんな恨めしい目で見ても無駄だ。テイムは、互いに危害を加えれなくなる効果があるから、変なことはしないだろうが、親和のスキルは厄介だな。
「ただいま」
玄関を開けて父に帰ったことを知らせる。
「おう、おかえ…り?」
お父さん、ちょっとRAM増やしたほうが良いよ。
「お前、大きくなったな!」
「ちょっと説明させて!」
自分だけで納得している父親を止めて、話し合いに持ち込もうとする。
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父親Side
「つまり、なんかしらんけどテイムしてしまったと。」
「そういうことだな。」「そうじゃな」
突然息子が女の子を家に連れ込んだと思ったが、どうやら人形の魔物のようだ。
ダンジョンに潜れば、人と遜色のない魔物もいるかも知れない。
俺は親だ。
つまり、子供の過ちを正さないといけない。
「ちゃんと避妊はしろよ」
決まった
「全然理解してないよ」
息子の叫びが家に響いた。
近所迷惑だぞ
200ptありがとうございます!!!(๑•̀ㅂ•́)و✧
次の目標は目指せ300pt!応援の程よろしくおねがいします。
後5分で5限の英語が始まってしまうので、授業の準備をしてきます。
木曜日は休みらしいので、頑張って書きまくる!