表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/31

ロリババア2

俺は何故か怒っている娘を尻目にどうやってここから脱出するのか悩んだ。

結果、無理だった。


「なぁ、ここから出るいい案何か無い?」

「もと来た道を戻ればいいじゃん」

「何いじけてんだよお前は、お前っていうのははあれだな。なあお前名前なんて言うんだ?」


お前ってまた言ったのは置いておいて、そういえば自己紹介をしていないことを思い出す。

人と話していない時間が多いと、名前とかぶっちゃけどうでも良くなるから、頭の片隅にすらなかった。


「私の名前はティファノール。」

「ティファノールっていうんだ。俺は風見春馬!?なんだコレ」


〈原初の姫をテイムしました〉

〈称号伝説の主取得しました〉


「なんかティファノールのこと、テイムしたみたいなんだけど。」

「されたの。コレで妾もダンジョンから出れるようになったのじゃよ」

「別にその口調使わなくていいぞ。あれか?ダンジョンから出るためにわざわざテイムされたと…」

「そうとも言うな。あと、口調はコレが素じゃ。いいな。帰り方じゃなちょっとまっておれ。」


そう言って、いそいそと、地面に魔法を使って絵を書き始めた。

俺はふと、疑問に思ったことを口にした。


「今までなんでか気にならんかったんだが、なんでお前全裸なんだよ!!!!!」

「ふぁ!?忘れてた!性欲低下の魔法を掛けたままだった!!」

「何変な魔法かけてんだよ!ちょっと待ってろ、着替え出すから」

「かたじけない」


俺はかばんから、変えの服を取り出して、それをティファノールに渡した。

替えの服がある理由は、ダンジョンに入るときはそれ用の服に着替える。だが、ダンジョンでは何が起きるかわからないので、スライムに燃やされたりした時に、いつでも着替えれるように入れておいたのだ。


初めての使用が全裸の少女とは…なんとも言えない。言っちゃダメな気がする。

よく見てみると、ティファノールの体は年齢的に中二程度の見た目をしている。

しかもなまじ美少女なので、よく俺はコレをまじまじと見てたなと思う。襲っていない俺に祝福を!


「着替えたか?」

「着替えたわい。あと、ちょうど帰る方法を造ったぞ。」

「なにこれ」


地面には大きな魔法陣。かっこいい。


「コレは転移魔法の魔法陣じゃ。」

「は?」

「じゃ、転移するぞ」

「ちょ、転移魔法ってマジ」

「転移」




❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖




「無事成功したようじゃの」

「良かった成功して」


俺たちは1階層の階段のもとまで転移してきていた。


「こんにちは」

「「こんにちは」」


(おい、後ちょっとで転移していることバレたじゃないか)

(あぶなかったの。もし見つかっておったら面倒なことになっておったぞ。)

(面倒で済んだら良いがな)

(おい、怖いことを言うでない)


転移してすぐに別の探索者が階段の通路に入ってきた。

危なかった

この動画が良いと思った方は、チャンネル登録と高評価をお願いいたします。

今日発表の調べ学習を全く調べていないので、午後更新できるかわからないです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ