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2 英語と米語

 アメリカ英語とイギリス英語って同じ英語ですが、かなり違います。

まず、発音が違います。

でも、これはあんまりたいしたことではありません(と、私は勝手に思っている)。なぜなら、イギリス国内でも方言がいくつもあるし、アメリカも南部と北部ではずいぶんと発音が違うと聞いています。

さらに、世界には英語を話す人が20億人(?)いるとのこと。

その中には当然第1言語でない人が含まれています。

そういう人たちは、なまって話しています。


なので、その程度の発音の違いは(その程度って言っても全然意味がわからないくらい大きな違いであることもあるのですが・・・)お互いが融通を利かせて配慮すればいい問題だと思います。


さて、(私にとっての)大きな問題とは、単語の違いです。

まず、よく言われるのが、「地下鉄」という単語。


subway(米):underground(英)


これ、ややこしいんですよね(ちなみに、イギリスではtubeということもあります)

というのも、イギリス英語では「subway=地下道」という意味があるからなんです。

アメリカやイギリスに旅行に行ったときは、それぞれの国の言い方に従えばいいのですが、困るのは日本で外国人に道をきかれたときです。

「subwayはどこ?」と聞かれたときは、どう答えてよいものなのか、戸惑いました。

地下鉄?それとも、地下道?

それよりまず、アンタ、どこの国からきたの?

その人は結局「地下道」がどこにあるか聞いていたのです。

出身国を尋ねるとオーストラリアだと言いました。


こんな風に、アメリカとイギリスで単語が違う例をあげてみます。


ガソリン=gasoline(米)、petrol(英)

サッカー=soccer(米)、football(英)・・・イギリスでもサッカーで通じるといえば通じる      けれど、彼らが「サッカー」というのは聞いたことがない

アパート=apartment(米)、flat(英)

車のトランク=trunk(米)、boot(英)

懐中電灯=flashlight(米)、torch(英)

掃除機=vacuum cleaner(米)、hoover(英)

水道の蛇口=forcet(米)、tap(英)

等々・・・・・。

あげればキリがありません。


この米英の違いでびっくりしたのをあげてみます。

●ビスケット・クッキー=cookies(米)、biscuits(英)

イギリス人は紅茶を飲みながらクッキーを食べるのですが、それを「cookies」と呼んだら、ホストマザーに笑いながら

「ここでは、『biscuits』(ビスケット)というのよ(*^_^*)」

と言われたことがあります。

へえーと思いました。日本ではどちらも使われているじゃないですか。

でも、イギリスのスーパーでも、「cookies」という名前のやつが売ってたんですけどね・・・。


●スニーカー=sneaker(米)、trainer(英)

ウォーキングをするときに、

「丈夫な『トレーナー』を貸してあげる」

と言われてこのことに気づきました。

これは本当にびっくりしました。

スニーカーがトレーナーだって?!

じゃあ、トレーナーは何っていうんだろ?


●なす=eggplant(米)、aubergine(英)

なんで全然違う単語になるんでしょうね。

私は、イギリスへ行く前、eggplantは世界共通だと思いこんでいたので(だって下手したら日本の英和辞典にaubergineて載ってない)、かなり驚きました。


●ズッキーニ=zucchini(米)、courget(英)

おなじく野菜です。

「『コージェット』を食べたことある?」と聞かれ、

「何それ?そんなの聞いたことないよ。」

と答えてしまった。あとで、zucchiniのことだと気づいたが、時すでに遅し。


でも、このzucchiniって、綴りがなんだか英語っぽくないですよね。イタリア語みたいに見えるけど外来語じゃないのかな?


違いがあると、面倒だけれど、勉強になって面白いです(*^_^*)


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