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壊れちまった悲しみに

作者: 無慈悲

僕は普通の人だ。

彼は少しおかしい人だ。

彼は接する上で不気味だが仕事が出来る。

正確で早い。

彼は仕事を増やされた。

彼は仕事をやり遂げた。

まだ余裕そうだったので仕事を増やされた。

彼はどうにかやり遂げた。

仕事を増やされた。

彼は失敗が目立つようになったが、そのままの日々が続いた。

彼は頭を抱えてブツブツと呟いてる。

ある日発狂しだした。

彼は変なところがあるようだった。

彼はやり遂げられる分だけの仕事量に戻された。


余った仕事は僕に回って来た。

僕は普通の人だから早くも無いし精密では無いが、

普通にやってくれるから。

僕は仕事をやり遂げた。

余裕そうだったので仕事を増やされた。

仕事をどうにかやり遂げた。

仕事を増やされた。

僕は普通の人間だから、

発狂出来なかったから仕事をやり遂げた。

仕事を増やされた。

……残業しかけたがやり遂げた。

仕事を増やされた。

…………残業したがやり遂げた。

仕事を増やされた。

僕は倒れた。


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― 新着の感想 ―
[良い点] オチが凄く良いです。 [一言] 雇われ人には、正面切って「無理」と言う強さも必要なんでしょうねw
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