表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
風が廻る場所  作者: 飛水一楽
〈風車の章〉
3/116

〈風車の章〉あらすじ-1 / 人物紹介


14歳の春休み。両親と共に千久楽へ越してきた深鳥は、祖母が一人で住む家に同居することに。


挨拶がてら近所の神社にお参りすると、宮司の息子・聡が出迎えてくれ、深鳥と聡はすぐに仲良くなる。


聡に誘われて、神社の裏にある〈入らずの森〉へ足を踏み入れた深鳥。しかし、不思議なささやき声を追っていくうちに、一人だけ異空間に引き込まれてしまう。


気がつくと、目の前には見覚えのある少年・快晴がいて、かつて夢の中で出逢っていたことを深鳥は思い出す。


快晴によると、ここは現実と隔たった空間で、昔から神隠しに遭った人が迷い込む場所。千久楽の人々からは〈庭〉と呼ばれているらしい。


もう来るなと快晴は警告するが、来たいと食い下がる深鳥に、しぶしぶながらも了承する。



新学期、転校先の中学校で、深鳥は同じクラスの蒔と仲良くなる。そして放課後、一緒に見に行った剣道の試合で思いがけなく快晴を発見する。


どうやら快晴は深鳥と同じクラスらしい。


そんな折、舞手の後継である快晴は、祭に向けて代役を立てることを宮司に申し出ていたが、急きょ、深鳥を舞手に指名する。


聡をはじめ、周囲は戸惑いを見せるが、最終的に深鳥が舞手になることが決まった。


そこへ、かつて快晴の舞の相方だった那由他も帰ってきて、祭に加わることに。



千久楽の春の祭、風花祭――奉納舞の最中、舞台に置かれた石に足を取られ、落ちそうになる深鳥。

間一髪で快晴が救いだすものの、快晴は手に怪我を負ってしまう。


一方、那由他は石を置いた犯人に心当たりがあるようで…


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


幾生 快晴(Ikuo kaisei)

20××年 1月20日生 みずがめ座

14才/中学3年生

ほとんど笑わない。独力で生きてきたせいか、人を寄せつけず少々ひねくれている。涼し気な顔の下に隠された感情は…… 舞手の男手(後継)


時村 深鳥(Tokimura Midori)

20××年 3月3日生 うお座

14才/中学3年生

優しく澄んだ心を持つが、けっこう天然。背中に不思議な羽根を持ち、誰も見えないけれど快晴には見抜かれてしまう。快晴に選ばれて舞手の女手に。


宮森 聡(Miyamori Satoshi)

20××年 4月21日生 おうし座

13才/中学1年生

穏やかで礼儀正しい。神社の跡継ぎで何かと深鳥をサポートする。

快晴のことを警戒している。かなり耳が良い。


荒谷 那由他(Araya Nayuta)

20××年 7月24日生 しし座

21才/神社のお手伝い、講師、諸々

目立つことが大好き。熱く豪快だが、どこか冷めている。巨漢で女好き。

かつて舞で快晴と組んでいた。風を読む力は絶大。


香芝 蒔(Kashiba Maki)

20××年 7月7日生 かに座

14才/中学3年生

深鳥のクラスメート。サバサバした性格で世渡り上手。最近は深鳥をマスコットのように可愛がり、癒されている。幼い男子は大嫌い。


衣川 然青(Igawa Sao)

20××年 12月8日生 いて座

14才/中学3年生

隣のクラスのキレイで大人っぽい女の子。剣道部マネージャーで快晴に想いを寄せている。


時村 草治&菜実 … 深鳥の両親。


時村 ハナ …深鳥の祖母


宮司 … 聡の父親で神社を守り、祭を仕切る。千久楽の行く末を案じている。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ