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暗いトンネルを抜け出して

作者: 棗屋弥琴

優しさに触れ、数年間背負っていた重荷が軽くなりました。きっかけを作ってくれた私の尊敬している、大好きな方に感謝の気持ちを込めて。……こんな拙すぎる文で伝わるかどうか…。

人は一人では生きていけない

一人だった私は生きかたを知らない

いつの間にか この暗いトンネルを

歩いていたんだ


トンネルの中は

叫び声泣き声 狂ったように渦巻いて

でも それを聞いているとなんだか

安心するんだ

そんな自分が

悲しくてもう


ここで待っていれば

君が来てくれる

私の包帯ぐるぐるの手を

君が握ってくれるのを待つ


君は幻想の中

会うたび私を

言葉のナイフで切りつけて

冷たい手で

殴ってくるから痛い痛いなの

でも

一人よりはましだから

ずっとずっと待っているの


…おかしい?

……おかしいね?


君がいないと生きていけない

そんなこと ないよ

せかいにはね もっと優しい人がいるんだよ

きっと


寂しさでできた 暗いトンネルを

抜け出して

広い世界に飛び出した

世界は 鮮やかに色づいていく


虹の橋をなぞって

光の雨

ひとつぶの雫が私の心を暖めていった


いつの間にか

君の残していったこの世界は

虹色

優しさと光にあふれていた

私にはまぶしすぎるくらい


もう

私は大丈夫だよ

これからは笑って あのころの分も笑って

生きていくよ


ありがとう


読んでくださり、ありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 前向きなところ♪ [気になる点] 振り向いたら奴が居る →蘭菊 げっ( ̄▽ ̄;) [一言] 弥琴様。 活報書いてくんなまし〜。危うく見落とすとこじゃないレズ((殴" ですか〜 失礼致し…
2013/10/03 08:25 退会済み
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