表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

92/495

九十二羽 ☆ リュリュエル、奥義!

ほころび?

……なんとなくどっかの誰かのせいな気がするのは気のせい?

リュリュエル?」


「ピ〜ピピ〜ピ〜♪」


「やっぱりあんたかい! 口笛吹くな! ごまかすな!」

「マオ様にえいやあって穴を開けてもらっちゃいました!」


「えいやあじゃないわ!

まあいいわ。あんたの鍛え上げられた脚、その羽の形からするに、ヤミエルと違って武闘派ね?」


「ヤミエル? ああ、精神系の堕天使か。あんな軟弱なやつと一緒にしないでちょうだい!

てめえこそ、その羽の形。どうやらご同類のようね?」


「あんたを倒せば、肉弾魔軍は帰るのかしら?」

「さあねぇ〜〜〜。やってみれば?

あんたみたいなねんねに負けるなんて、絶対にありえないけどな!」


「ふん! あばずれが吠えづらかくんじゃないわよ!?」

「はっ! ほめ言葉さ! おむつもとれないねんねが粋がってんじゃねえよ!」


「ふわああああ!

視線がバチバチ、お二人の世界が広がってますぅ〜!」


「わたしは拳の天使フィスエル、7級よ!

名乗りなさい!」


「どうせ消滅するのに知ってどうするのかねぇ!

いいだろう! 教えてやるよ!

あたしは、蹴の堕天使シューティエル!

級なんてもんに縛られる、てめえたちとは違うのさ!」


「やっぱり脚技! おもしろいじゃない。

あんた……だいぶやりそうね?

拳と脚、どっちが強いか試してみない?」

「あは! その口か! いいだろう! つきあってやるよ!」


「最初から本気でいくわよ!(でないと勝てない!)

ふぅ。

エンジェルリミッター解除を申請!

………………お願い、きて……」


……………………


「きた!!! オーバースキル解放!

…………フィスエル流、奥義! 天極拳!」

「はあ〜〜〜〜〜〜〜!

シューティエルが蹴りの極致! 天蹴脚!」


「わ〜。すっかり、とある世界のバトルマンガですぅ〜。

なんだかお二人とも、白く、黒く、光り輝いて目にも止まらなすぎる動き!」


燃える拳打! 煌めく掌底しょうてい

四つの拳で繰り出す、四天拳!

ときおり鉄山靠てつざんこうなど!


四本の脚で繰り出す流れるような百連脚!

天空ダブルかかと落とし!

連撃旋風脚! 脚技が黒く光り輝く!


フィスエルは、とある世界のハッキョークケーンやターイキョークケンなど!

シューティエルは、とある世界のカッポエイリャーやテッコンドドゥーなど!


「とってもかっこよくて、とっても強そうな武術などで戦い始めちゃいましたが、ボクにはなんだかよくわかりませ〜ん!

シャオ様たちはボクと一緒に避難してましょうね!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ