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七十三羽 ☆ リュリュエル、結果!

「「あ! まゆつば天使にケモかわ天使にゃ!」」

「ケモナだもな……♡」

「リュリュエルで〜す。

ミャウ様! ミュウ様! 元のお二人に戻ってますね!」


「よくわかんにゃいけど」

「うまくいったにゃ!」

「「ありがとにゃ!」」


「これから」

「残党狩りと」

「奴隷商狩りに」

「奴隷になった獣人の」

「子どもたちの解放に」

「「大忙しにゃ!」」


「アフターケアも万全ですね! まさに勇者にふさわしい器!

獣忍の任務とはいえ、すばらしいです!」


「別に任務だから」

「やってるわけじゃないにゃ」


「では、なんでなんです?」


「「あたしたちは元々奴隷にゃ!

だからがんばるにゃ! にゃは!!!」」


「そう……だったんですね!

お二人のうれいを感じさせ……ない笑顔がキラキラにゃはにゃは、まぶしいです!

ミャウ様! ミュウ様! この調子で、この世界の魔王の討伐をよろしくお願いいたします!」


「魔王?」

「そんなの知らないにゃ!」

「「あたしたちは、和國と獣人を影から守る隠密部隊<闇夜に隠れる獣忍の影々>が二人にゃ!」」

「あれれ〜?」


隠密部隊「ミャウ! ミュウ! 名をあげて抑止力になりたいからって、いくらなんでも暴れすぎだ!」

「影からも隠密もない! しばらくおとなしくしてろ!」

「いっそのこと魔王でもなんでも倒してらっしゃい!」


「「そんにゃ〜〜〜!?」」


「結果オ〜ライ! 魔王退治に行ってくれそうです!

名残惜しいですが、次の勇者様を探しにいきたいと思います!」

「ケモナは子どもたちが心配だから♡ もうちょっと二人と一緒にいるけも……ん♡」


「「ほんとにゃ!? うれいしいにゃ〜!

かわいいのもいいけど、イケメンもふもふ天使になってほしいにゃ〜!」」


「むぎゅ♡ むぎゅ♡ 二人いっぺんにやめろもな。ダブルで胸がかたいもな〜♡」

「一ミリもない、ぺったんこですもんね」


「「一ミリはあるにゃ!!!

最後の最後まで失礼にゃ!」」


「それじゃあ、ボクはこれで!」


「リュリュエル、待つもな♡。

もうすぐ天界で昇級試験があるの知ってるもな? ふう♡」


「天界マスコットなケモナのムラムラが止まりません!

ボクもムラムラしちゃいそう!

昇級試験ってなんですか!? あん♡」



☆次回新章!☆

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