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六十七羽 ☆ リュリュエル、有名!

「弱ってた獣人の子どもたち200人以上はいるのに、あっさり治した!?

お前たち何者にゃ!?」


「この世の魔王を倒す勇者様を見つけるために下界に舞い降りました!

10級見習い天使のリュリュエルです!

そしてボクのお友だちの……」

「獣の天使ケモナエル。8級もな」


「ふむふむ、にゃるほど……天使ってまゆつばにゃ!」


「ミャウ様、人さらいの軍人さんたちをこってりしぼってましたが、何かわかったんですか?」

「だいぶわかったにゃ!」


「おお〜! ミャウ様、たったお一人で何もかもすごいです!

エンジェルギフトの出番がありませ〜ん!」


「ミャウの働きで獣人たちの未来は守られそうもな」

「ケモナは獣人が心配で下界に降りたんですもんね!」

「そうもな」


「ミャウ〜!」

「ミュウ! 追いついたのにゃ! こっちは片づいたにゃ!

きつね獣人の子たちは……」

「保護してもらったにゃ!」

「誘拐されたこの子たちを……」

「保護するために応援を呼ぶにゃ!」


「「獣人忍法! にゃんこの呼声!

うにゃにゃにゃうんにゃ〜〜〜〜お!!!」」

「これで大丈夫!」

「あとは任せるにゃ!」


「しっぽの動きまでシンクロな、さすが双子! 気持ちが通じ合ってます!」

「どっちがどっちか、ほんとわからんもな」


「それじゃあ、さっそく!」

「黒幕がわかったことだし」

「「このまま親玉をとっちめに行くにゃ!」」




「くっくっくっくっくっくっく。

いずれは突き止められるだろうと予想はしていたが、まさかこれほどとは!」


「とっても偉そうな悪人顔の親玉登場!

とっちめてやりましょう!」


「よくぞ、我が隠し別邸にたどり着いたものよ。

さすが、世に名高い和國の隠密部隊<闇夜に隠れる獣忍の影々>!」


「世に名高いって、隠密なのに致命的にダメだろもな」

「ミャウ様、自分で宣伝しちゃってましたし、有名になっちゃいますよね!」


「いちいちディスられてるにゃ! なんであたりまえのように一緒にいるのかにゃ?」

「細かいことは気にしないようにしましょう!」

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