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五百三羽 ☆ リュリュエル、卒業!

「ぶふっ!?

転生術!?

なにをするつもりだ!?」


ラナ様とユウ様から抜け出したルナ様、エル様、ローカ様、三人の魂情報が、地にふした天使人形に!


『『『天使になった!?』』』


「神でもないのに勝手に天使にしおった!?

この三人の魂はあくまで情報ベースで転生できるものではないはずだが!?」


「ん〜〜〜?

ツウマ様の房中鬼魂術で擬似魂レベル以上に魂に近い存在になったみたいです?

最新型天使人形のニュージェネバイオボディに魂の情報が反映されて桃色ぴちぴちな前世の若いお姿になってます!」


『ルナママの桃色が眩しい!

さっそく密着度100000%でふわふわしたい!』

『あっという間に抱きつかないで!?』

『くそったれエル! 夫婦の俺より先にってどういうことだ! ルナが俺の目の前にいる……ちくしょう!』


『それは前世の話! いまはもうエルだけが密着したい!』

『『欲望全開すぎない!?』』


「のだ!

ツウマの房中鬼魂術はすごいのだ!

のの字を書いちゃうのだ!

恥ずかしいのだ!」


「どこにのの字を書くの!?

こっちが恥ずかしいんだけど!?

僕はキミのことをこれからなんて呼んだらいいんだろう?」


「のだ?

ヨウメとツウマがやきもち焼かないようにするのだ!

チミちゃんでいいのだ!

スネーク魔王様、それでいいのだ?」


「うん。これからはチミちゃんて呼ぶことにするよ。

だけどスネークはとってほしいんだけど!?

ヨウメは僕のほんとの名前を知ってるよね!?」


「もちろん存じておりますのだ!

魔族国家カナリコーダイの第六王子様なのだ!

魔族のマーゾック・カナリコーダイ様なのだ!」


『『『マーゾックで合ってた!!!』』』

(四百羽を密着してくれ!)


「あはは。ルナが最初につけてくれた名前とおんなじだったね。

だけど僕のことはルミエルと呼んでほしい。

ルナママとエルママがつけてくれた大事な名前だからね」


『ルミエル。ほんとにルミエルに戻ったんだね。

未来にこれてよかった。

助けることができてよかったよ。

うわ〜ん』

『エルもうれしい!

密着度100000%まで到達したかいがあった!

ルナ! 再密着度100000%!』


『けっ!

いらねぇ世話をかけさせやがって!

もう俺の弟子は卒業だ!

ばーかばーか!

もう二度とくそったれ魔王になんかなるんじゃねぇぞ!

そしたら一刀両断してやるからな!』


「わたしも今代の聖女として役に立ってうれしいよ♪

そうだよね、ユウ?」

「ほんとだな!

魔王にもいろいろあるんだな。

これからは戦う前にちゃんと話を聞いてみないとだな。

それよりもラナ……」


「なあにユウ?」

「あの……密着度100%」

「ひゃ!? ユウ!? どうしたの!?」

「なんだか密着したい気持ちが止められなくて!」


「エル様がユウ様に憑依したことで血筋な魂が影響されちゃったみたいですね!」


「「そうなの!?」」


『『エルが増えた!』』

『まさに時を超えた密着度!』


「くはは!

感動のフィナーレだな!

古代より気を揉んでいたわたしの心も黒く晴れやかだ!」


「ところで!

鬼魂術マスターなチミちゃんに念のためお聞きしたいことがあるんです。

ボクがお姫様抱っこしているフィスエルの魂を、記憶を戻しちゃったりすることは本当にできないんですか?」


「のだ?

ツウマに変わるのだ!

のの字を描いてもいいかしら♪」

「はいどうぞ!」

「それじゃあさっそく♪」


「……ん」


気絶しているフィスエルにのの字を描くチミちゃん!


「どうなのだ?

やっぱり無理ね?

記憶が魂から抜かれてるからどうやっても戻すことはできないわ。

ごめんなさい。

チミちゃん、お手伝いできなくて残念なのだ〜」


「やっぱりマシニエルと同じ意見ですね?

ボクも残念ですぅ」


「やっぱりフィスエルにいたずらした犯人を探す必要がありますね!

善の神グドネスが関係していそうですが?

ジェブラはなにかご存じないですか?」


「む?

グドネスたちが所有している神殿や天界領域ならもちろん知ってるが……

よもや乗り込むつもりか?

それはさすがに無謀がすぎると思うが?」


「ん〜〜〜?

秘密のラボがどこかにあると思うんです?」

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