五百二羽 ☆ リュリュエル、結婚!
「これは一体どういうことでしょうエンジェリックア〜〜〜イ!
ややや!
二つの魂が混ざってません!
魂の紐でくっついてはいますが?
それぞれの人格は保たれているようです!
しかも悠久の時を経て獲得したチミちゃんの人格もしっかり残ってます!
しかもつぎはぎなワンポイントがお顔に復活!
ひとつの体に三つの心がのの字にくるくる混ざってます!
どうやら人格を自由に入れ替えることができるみたいですね!」
「そんなのありなの!?
でもそうか……
三人みんな無事なんだね……
僕は……僕はなんて言ったらいいんだ!
うれしい!
みんな生きていてくれてうれしいんだ!」
「ふわ!
スネーク魔王ルミエル様が大泣きに泣いて喜んじゃってます!
幸せいっぱいですね!
悠久の時を経て!
鬼のような愛があふれてどんな魂も未来に繋げる鬼っ娘で魔族っ娘で魑魅魍魎っ娘な房中鬼魂術マスター勇者様! ここに爆誕です!」
『『「「もう訳がわからない!?」」』』
『密着度50000%!』
「スネーク魔王様のこと愛してるのだ♡
結婚してほしいのだ♡」
「結婚!?
ううん。僕から言わせてほしい。
僕と永遠をともにしてください。
もう二度と離さない。
三人とも僕と結婚してください」
「もちろんなのだ!
ふふ♪ うれしくてのの字を描いちゃう♪
わたしが……殿下と!
果報者です!」
『『「「あっという間に結婚しちゃった!?」」』』
『愛の結婚、密着度100000%!』
「幸せたっぷりです!
ついでに衣も新調しておきましょう!
とっても三位一体なエロかわ衣を与えたまえ!」
三位一体のお姿に降り注ぐ光のシャワー!
「ふぅわ〜おう!
鬼の衣を感じつつ近衛騎士隊長の鎧を取り入れつつ魑魅魍魎感あふれるゴスロリ着物なウェディングドレスアーマーに変身です!」
「くははははは!
黒より黒い黒の堕天使ジェブラ!
美しく黒い炎に包まれて見参!」
放棄されていたすっぽんぽんなニュージェネバイオボディに生気が戻ってギリギリ黒い炎なドレスが見え隠れ!
(すっぽんぽんでも天使人形とうまいこと重なって大事なところは見えてなかったからな!)
「む?
なにやら桃色真っ黒なハッピーエンドのようだな?
どうなった?」
「ふわ!
ハレンチさんなニュージェネバイオボディがむっくり起き上がってブラックファイアドレスが燃え上がって復活です!」
「ハレンチではないわ!
いいかげん泣くぞ!」
「ところでですが?
善の神の追撃がなさそうですね?」
「くは!
真っ黒な神の雷の不正使用について審議申請をしておいた!
しばらく動けまい!
くはははははは!!!」
「ミミミも聖王女のスキルのおかげで復活にゃ!
すっかりぺったん元気ににゃったのにゃ〜!」
「二人とも真っ黒に復活ですね!
ミミミ様の称号はどうなったでしょうエンジェリックア〜〜〜イ!
<神に倒されし運命の黒猫>から!
<桃に癒されし復活の黒猫>になっちゃってますね!」
「うにゃ!
かわいい三つ子たちにまた会えるのにゃ〜♪
それでどうにゃったのにゃん?」
「|はちゃめちゃめちゃくちゃ《かくかくしかじか》、こんなことがありました!」
「古代の勇者が役に立ったようだな!
オーブな宝玉に魂の情報を封印したかいがあったというもの!
封印術なら今後もわたしにまかせるといい!
さて、古代の勇者たちよ。
貴様らは本来この時代にはいないもの。
その役目を終えたならばこの宝玉に戻るがよい」
「待ってください!
ルナもエルもローカも僕の大事な家族なんです!
もう僕から大事な家族を奪わないでください!」
「そうは言ってもこの者らの本体は遠い昔に天命をまっとうしている!
あくまでこの者らは当時の記憶を持った魂の複製に過ぎんのだ!」
「複製……ですか?
なんだか心に引っかかります……
ん〜〜〜?
それでは勝手に!
エンジェ〜〜〜ル! リ〜ンカ〜ネ〜ション!!!」
『『『「「うわ!?」」』』』
三人の魂複製が憑依したラナ様とユウ様に降り注ぐ光のシャワー!




