表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

42/496

四十二羽 ☆ リュリュエル、演説!

騎士「問題ない! ドラゴンブレス!」


「うわお! ドラゴンさんの熱々ブレスで魔族を燃やしちゃってますね!

さすがドラゴンナイト!」

「最初にテイムしたドラゴンかしら?」


「騎士様を乗せて、守ってるんですね。

ドラゴンさん、かっこいい!」

ドラゴン「ガルゥ♡」

騎士「こいつだけはほんと離れてくれない。シクシク」


「騎士様、一番安全なところで偉そうにしてる人ですね!」

騎士「偉そうにはしてないはずだが!?」


「ねぇ? あそこ、自軍の将軍たちが魔物を攻撃してない?」


騎士「何!? あ! 魔物が怒ってる!?」


「将軍さんを丸飲みしちゃいました!」


騎士「ダメダメ! げ〜ってして、げ〜って!」


「吐き出しました!

将軍さん、お元気そうですが、胃液でびちゃびちゃです!」

「すっごい、臭そうね!

魔物と自軍で戦闘になってるのもいるわよ!?」


騎士「魔物たち! 絶対、味方を殺すなよ!」


「あっちでわちゃわちゃ。こっちであたふた。

うわ〜〜〜! 壮大な大スペクタクルが、とってもはちゃめちゃで楽しそうですね!」

「あんたが言う!?」


騎士「楽しくないもん!

こんな大戦争、初めてだもん!

そんなにうまくできないもん!」


「騎士様、話し方がお子ちゃまになってます!」




がんばる四人組! 盛り返す合同軍!


「自軍から雄叫びが上がってます! 勝鬨かちどきですね!」


「一応、合同軍の勝利に終わって良かったじゃない!」

「まごうことなき、大勝利です!」


「軍隊並みの戦力……あんたたち、いろんなとこから目をつけられて大変よ?」

騎士「え? どういう意味?」


「そ〜れ〜ではっ! ボクの出番ですね!」

「リュリュエル!?

あんた戦場のど真ん中で、何するつもり!?

御光まで背負ってるし!」


「エンジェ〜〜〜ルボイス!

あ〜、あ〜、テステス、テスト中ですぅ〜。はじっこのお方たち聞こえてますか〜?

聞こえてます?

ではでは! みっなさ〜〜〜ん! 大注目〜〜〜!

ボクは神様の使命を帯びて下界に降りた天使です!

合同軍の皆さん!

よくぞ魔王軍に打ち勝ち! 勝利を手に入れました!

我らが神もお喜び〜……ですよ?

ダメダメ神様はなんにもしてないんですけどね!」


「疑問形だし! ダメ出ししてるし! 演説、始めちゃったわ!?」


「危うく敗戦の危機から逆転、勝利へと導いた勇者様たちをご紹介しま〜す!」


四人組に降り注ぐ光のスポット!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ